デジタルと人の融合で「建設業の働き方改革」
当社は2017年に全事業でBIMを導入し、2019年に建設現場の省人化・無人化を目指した「デジタルコンストラクション」を発足しました。さらに2020年にBIMとデジタルコンストラクションを融合して専任組織を立ち上げました。
2022年度から始まった第7次中期経営計画では長期にわたって事業価値と社会価値を共に最大化し続ける「持続的成長モデルの構築を目指して、技術基盤の強化とバリューチェーンの構築に取り組んでいます。これまで取り組んできた設計・生産・施工プロセスの効率化・省人化によって技術者の働き方も変化し、デジタルソリューションを活用した遠隔からの施工管理や過去の物件データを活用した企画など、技術者の生産性向上につながってきています。
今後はさらにこれまでに建設プロセスで蓄積されたデータを活用しながら、お客様の付加価値向上につながる建設バリューチェーンの構築に取り組みます。
当社は新しい働き方を実現する「バックオフィスのデジタル化」と並行して、「バリューチェーンのデジタル化」を進めています。
「バリューチェーンのデジタル化」では、建設業界全体のスマート化につなげる「建設プラットフォーム」やお客さまの実現したい人生をサポートする「 お客さまとのつながり強化」を進めます。また、BIM情報を高度に利活用することで建設DXを実現する「ものづくり改革」や物流施設の自動化などを目指す「建物管理の高度化」にも取り組んでいます。