大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

DXアニュアルレポート2024

オープンイノベーション

DX人財

目的、ビジョン

当社は、創業時から社是の第一に「事業を通じて人を育てる」と掲げ、一貫して経営方針の柱としています。DXは経営戦略そのものであるとともに、企業や社会の未来を構築する力と捉え、デジタル技術を活用してビジネスに役立てるDX人財の育成を目指します。

取り組みの全体像

DXを実現するには、全従業員がDXに理解・関心を持ち自分ごととしてとらえること、DXを推進する専門性をもった人財が活躍することが必要であると理解しています。そこで、デジタル技術を活用できるDX人財の体系を定義し(図1)、全従業員のDXに対する理解を底上げするとともに、システム・ビジネス・データ分野で専門知識を持つDX人財の育成に取り組みます。

図1:デジタル技術を活用できるDX人財の体系図

昨今の主な取り組み

2023年度ではデジタル技術を活用できるDX人財の体系図(図1)のに基づき、2023年4月以降に入社した社員に対してDXの知識や活用術についてのeラーニング(DX Lv.1)を実施しました。
DX Lv.1ではDXの定義や主要なデジタル技術などを教育しDXへの理解度の向上を図りました。また、2024年5月には、全社員(約1.6万人)に対してデータの種類や見方、扱い方などデータ活用の前提となるデータ活用講座(リテラシー編)を実施しました。

効果、今後の展開

デジタル技術を活用できるDX人財として、DX Lv.1を14,439人、DX Lv.2を477人育成しました。今後は、デジタル技術を活用してビジネスアイデアを創出できるDX人財の育成を目指し、DX Lv.3(ビジネス編)の施策立案ワークショップ研修を実施していきます。

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