バックオフィスのデジタル化
「2024年問題」が目前に迫り、“働く負担”の軽減は喫緊の課題です。これを業務改善のチャンスと捉え、本社部門が部門横断で連携し、事業現場の業務非効率の不満を取り除き、より働きやすい業務環境に変革する「シン働き方改革」プロジェクトを始めます。
プロジェクトオーナーの経営管理本部長(代表取締役副社長)、経営戦略本部長などでスコアリングコミッティを組成し、本社各部門の横断プロジェクトチームを結成しました。情報システム部門役員がプロジェクトリーダーとして、推進コア部門と関連部門や事業本部・事業所メンバーとが連携して推進しています。
事業現場に本気で価値を創出するため、プロジェクト基本原則として以下の“プロジェクト宣言”を定め、これらの方針のもとに推進しています。
図1:プロジェクト宣言
プロジェクトでは、“現場の声”を一丁目一番地として、以下の①~④の取り組みから着手しました。
優先テーマについて、1年以内に成果を出すことを基本方針として取り組みを推進し、順次、施策を実装、展開しています。
また、不満・改善要望アンケートの中には、「すぐ実施できる」、「書式を変えればすぐ改善できる」ような内容も含まれていました。これらは「クイックテーマ」として、各所管部門でチェック後、実施できたものを随時公表し、早期に少しでも多くの効果が創出できるように進めています。
表1:優先テーマの一例
既に着手、実装できた改善内容については、プロジェクトの社内共有サイトで公表し、随時、現場の評価やフィードバックを受けながら、事業現場が実感できる改善となるように取り組みをアップデートしています。
すべての“従業員へ” より“心躍る” “ストレス”ない働き方を実現すべく、残りの優先テーマやそれ以外の改善テーマについても、順次、取り組みを推進していきます。
図2:プロジェクトサイトの社内共有サイト