大和ハウス工業株式会社

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DXアニュアルレポート2024

バックオフィスのデジタル化

シン働き方改革

目的、ビジョン

「2024年問題」が目前に迫り、“働く負担”の軽減は喫緊の課題です。これを業務改善のチャンスと捉え、本社部門が部門横断で連携し、事業現場の業務非効率の不満を取り除き、より働きやすい業務環境に変革する「シン働き方改革」プロジェクトを始めます。

取り組みの全体像

(1)体制

プロジェクトオーナーの経営管理本部長(代表取締役副社長)、経営戦略本部長などでスコアリングコミッティを組成し、本社各部門の横断プロジェクトチームを結成しました。情報システム部門役員がプロジェクトリーダーとして、推進コア部門と関連部門や事業本部・事業所メンバーとが連携して推進しています。

(2)プロジェクト宣言

事業現場に本気で価値を創出するため、プロジェクト基本原則として以下の“プロジェクト宣言”を定め、これらの方針のもとに推進しています。

図1:プロジェクト宣言

(3)これまでの進め方

プロジェクトでは、“現場の声”を一丁目一番地として、以下の①~④の取り組みから着手しました。

  1. 従業員からの不満・改善要望
    まずはじめにサンプル事業所を訪問し、業務負担の不満、改善要望として事業現場から状況をヒアリングするところからスタートしました。同時に業務負担に関する不満・要望の意見をWebアンケートを行い、最終的にたくさんの“社員の声”を収集することができました。
  2. アンケートから “課題30テーマ抽出”
    不満・要望アンケートから30の課題テーマリストに分類・集計しました。
  3. 優先テーマ選定のための“全従業員投票”
    課題30テーマについて、“あなたが優先的に解決して欲しいことは?”の全従業員投票を行いました。大人数の困りごと=優先的に解決すべきこと、という方針のもと最終的に、6,000名超の方から投票を頂くことができました。
  4. 優先テーマ選定
    全従業員投票で上位にランキングしたテーマを優先取組みテーマとして選定しました。併せて、プロジェクトチームで重要と判断したテーマと加え優先テーマを決定しました。これらの優先テーマについては、個別ワーキングの組成とリソースを集中投下し、早期の効果創出を目指していきます。

昨今の主な取り組み

優先テーマについて、1年以内に成果を出すことを基本方針として取り組みを推進し、順次、施策を実装、展開しています。
また、不満・改善要望アンケートの中には、「すぐ実施できる」、「書式を変えればすぐ改善できる」ような内容も含まれていました。これらは「クイックテーマ」として、各所管部門でチェック後、実施できたものを随時公表し、早期に少しでも多くの効果が創出できるように進めています。

表1:優先テーマの一例

効果、今後の展開

既に着手、実装できた改善内容については、プロジェクトの社内共有サイトで公表し、随時、現場の評価やフィードバックを受けながら、事業現場が実感できる改善となるように取り組みをアップデートしています。
すべての“従業員へ” より“心躍る” “ストレス”ない働き方を実現すべく、残りの優先テーマやそれ以外の改善テーマについても、順次、取り組みを推進していきます。

図2:プロジェクトサイトの社内共有サイト

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