4つの価値創造をつないで、循環型社会を目指す
向き合うべき課題がある。果たすべき使命がある。
私たち大和ハウス工業はこれまでも、
時代とともに、社会のために、
ひとつずつ新たな価値をとどけてきました。
そして今、木を活かした次の進化へと挑みます。
木造建築はもちろん、鉄骨造、コンクリート造など
これまで培ってきた技術を活かした
強さとしなやかさが両立する建物など、
ほんとうの意味での適材適所の追求。
さらにデジタルとデータを活用した仕組みづくりや、
志をともにするパートナーとの共創共生。
これからの道のりは、挑戦の繰り返しになるでしょう。
だからこそ、知恵を、工夫を、
そして技術をかけあわせ、
一人ひとりの歓びへとつなげてゆく。
それが、私たちの使命です。
さあ、豊かな景色あふれる未来へ、あたらしい一歩を。
身近な建物が変われば、街が変わり、社会が変わる。
私たちはそう信じ、循環型社会における
建物の在り方の模索と実践を繰り返しながら、
カーボンニュートラルな社会を目指しています。
木やコンクリートや鉄など、それぞれがもつ
建築的/環境的な長所を組み合わせ、
適材適所で活用すること。
住宅や店舗、オフィス、病院などのさまざまな建物が、
街と人と暮らしをよりサステナブルに、かつ豊かにすること。
志を同じくするさまざまなステークホルダーと共に、
より良いバリューチェーンを構築し、地域に貢献し続けること。
大和ハウス工業の終わりなき挑戦は、これからも続きます。
循環型社会のために
「乱伐により荒れ果てた日本の山を守る」
そんな使命感から始まったといっても過言ではない、大和ハウス工業。
現在も、社有林や地域の山林を保全する活動を続けています。
さまざまなパートナーと協力して、かつて開発目的で手に入れた未活用の山林を、
林業を含む地域社会の活性化につなげるなどの取り組みも進めています。
循環型社会のために
建材製造時の環境負担の軽減も、建てた後の強さも実現したいから。
例えば「木鋼ハイブリッドブレース」においては、従来の鉄骨構造による座屈拘束ブレースと比較して、
製造時の二酸化炭素排出量が約65%低減します。
木造の強み、鉄骨造の強み。それぞれを活かす製品の開発や、
それらを使ったプロジェクトが生まれ始めています。
心地よい空間のために
木造建物の効果は、あたたかみや心の癒しだけではありません。
アンモニア等の吸着による異臭対策空間や、紫外線を吸収する特性による遮光性の高い空間など、
木材ならではの機能の研究や検証を重ねて、
建物の利用者にとってウェルビーイングな空間づくりを追求していきます。
循環型社会のために
現場で木材を使う際に出てしまう廃材を減らすためのプレカット対応や、
工場デポ※の仕組みを活用して廃木材のリサイクルを推進するなど、
建設廃棄物のゼロエミッションに取り組んでいます。