大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

DXアニュアルレポート2024

DX推進を支える組織体制

大和ハウスフィナンシャル

目的、ビジョン

私たちは、①大和ハウスグループのお客さまへ決済サービスの提供 ②大和ハウスグループ企業の業務効率化 ③大和ハウスグループのお客さま満足度の向上の3点を目的として、「D.D.けっさい」というサービスを開発いたしました。D.D.けっさいのサービスを通して、お客さまとのより効率的なリレーション構築を図り、グループ間の利便性およびお客さま満足度の向上を目指します。

取り組みの全体像

D.D.けっさいは、申込・自動審査・債権管理・請求・お客さま管理・ポイントシステムを、それぞれ自由に組み合わせて利用いただくことが可能なシステムです。(図1)
物件引き渡し後のさまざまなシーンでD.D.けっさいを通して継続的にお客さまとの接点を持つことで、お客さま満足度の向上につなげます。(図2)

図1:D.D.けっさいについて

図2:継続的な利用について

昨今の主な取り組み

①リフォーム工事受注 〈協業先:大和ハウスリフォーム株式会社〉

D.D.けっさいの持つ機能(図1)を活用し、リフォーム工事受注業務の効率化を実現しています。
これまで、営業担当者は紙のリフォームローンの申込書を持ち歩き、直接お客さまを訪問して、申込いただいていました。D.D.けっさいを活用しWEBでの申込が可能になることで、申込フローの簡便化や審査時間の短縮、および業務効率化が実現されております。さらに、お客さまはこれまで現金払いの場合、各銀行等へ振込の手続きが必要でしたが、申込・自動審査・債権管理・請求(図1)を活用することで、口座振替で支払いを行うことが可能となり、お客さまの利便性の向上も実現されています。さらに、口座振替でお支払いいただいた金額に応じて、次回のリフォーム工事代金支払いの他、さまざまな商品に交換できるポイントが貯まります。

②注文書電子化 ~〈GMOサイン〉電子署名と連携(開発中)~
〈協業先:大和ハウスリフォーム株式会社〉

大和ハウスリフォームが取り組む「GMOサイン電子署名システム」を利用した注文書電子化において、D.D.けっさいの連携に向けた開発を進めています。注文書に必要な内容とD.D.けっさいが保持する情報が同じであることから、D.D.けっさいとの連携によって大和ハウスリフォームでの運用効率化を実現します。
また、大和ハウス工業の基幹システムとデータ連携を行うことで、入力業務の手間削減が期待できます。

③ダイワファミリークラブ 〈協業先:大和ハウス工業株式会社 CS企画部〉

ダイワハウスオーナーのための住まいと暮らしのサポートサイト「ダイワファミリークラブ」内で、D.D.けっさいの申込・請求・お客さま管理・ポイント機能(図1)が活用できるよう、導入に向けて取り組んでいます。
D.D.けっさいの導入に伴い、大和ハウスグループの事業機会の提供による住まいのメンテナンス時の工事代金決済をWEBで完結させることによる、お客さまの利便性向上を実現いたします。
さらに、D.D.けっさいの利用で貯まったポイントを、グループ施設ポイントなどに交換できるようにし、より利便性の高い世界観を構築いたします。

効果、今後の展開

D.D.けっさいは、大和ハウスグループのお客様満足度の向上とグループ会社の業務効率化ならびにお客様との継続的な接点を拡充するプラットフォームを目指しております。
D.D.けっさいの各機能(図1)を活用し、お客様接点の拡充やリレーションの強化、大和ハウスグループの代金決済に係る業務のDX化に取り組んでいきます。

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