[土地活用ラボニュース 岐阜市編]資産形成と相続対策のために、土地+賃貸住宅という不動産投資を決意
公開日:2024/08/30
今回は、土地を新たに購入し賃貸住宅を建てるという、不動産投資の実例です。
「Sourire(スリール)」と名付けられたこの賃貸住宅は、岐阜県岐阜市、名古屋駅から20分ほどとアクセスの良い西岐阜駅から南へ徒歩7分。住宅が建ち並ぶ交差点の角地にあります。西岐阜駅周辺は、先に開発が進む岐阜駅周辺の追い風を受けて、近年地価が上昇。名古屋方面への始発駅であり、岐阜県庁もあることから、近年注目のエリアです。
敷地面積は約241坪、3階建て。20畳ほどのゆとりあるリビングダイニングを備えた2LDKが9室、駐車場は15台分を用意。太陽光発電システムや高効率な省エネ設備を備え、1年間のエネルギー消費量をほぼゼロに近づけるZEH-M仕様の賃貸住宅です。2024年6月に完成しました。
不動産投資で相続対策と資産形成を両立
土地と建物を所有するオーナー企業の代表である森様は、これからの資産形成対策と相続対策が必要だと考え、さまざまな施策を検討していました。そして、今回の土地を購入し賃貸住宅を建てるという不動産投資を決断しましたが、そのきっかけは大和ハウス工業からの提案でした。
「大和ハウス工業の営業の高橋さんから、相続や新規法人の設立、贈与などの税制の問題、将来の(土地の)値上がりや街が変わる可能性についてもいろいろと教えていただいて、(提案いただいた土地も)自分が住んでみたいような場所だったので、ひとつやってみようと思いました」
プロジェクトを指揮した大和ハウス工業の高橋は、3年くらい前にも森様が他に所有されている土地の活用を提案しました。計画は進みませんでしたが、その後も訪問を続け、高橋を知る森様のご友人からの「一生懸命やってくれる人」という勧めもあり、森様に安心感をもっていただき、今回の計画が実現しました。
他社の提案やほかの選択肢もありましたが、大和ハウス工業の担当営業をはじめとするスタッフの対応の良さが決め手になり、森様からも次のように評価をいただきました。
「普通は予算がボリュームアップしていき、それで大丈夫かなという気持ちになっていきますが、大和ハウス工業さんは、私にあまり無理をさせないように進めてくれました。大和ハウス工業の関連会社の方々も、お付き合いしている中で誠実な人が多かったです」
気品ある外観と広々としたリビングで住んでみたいと思える賃貸住宅に
森様は建築にあたり「生活しやすい部屋を作れば必然的に人が入る」と考え、「大和ハウス工業さんで今までにないような規格のものを、予算はそのままで作ってほしい」という要望を伝えました。この要望に対して高橋は、提案の初期段階から設計のスタッフを加え、細かい打ち合わせも設計と三位一体で行うことで対応しました。
最近の賃貸住宅では「LDKの広さ」を重視される方が多いことから、「広さ」をメインに提案。近隣の賃貸住宅のLDKは12帖程度のところ、20帖程度という圧倒的な広さにすることで近隣との差異化に重点を置きました。
また、生活のしやすさを意識した設計も随所に盛り込みました。玄関には大容量のシューズボックス、洗面所の収納も豊富で使い勝手が良いつくりに。キッチンは対面型、大容量の収納でキッチン周りが片付きます。居室にはデスクになるカウンターを設置。設計を担当した平原は細かなところまで丁寧な提案を行い、森様にも「色にしてもクロスにしても、仕上がってから感じ良いなと思いました」と満足いただいています。外観は交通量の多いメインの通りからの見栄えを特に重視し、存在感ある建物を目指しました。
現在、大和ハウス工業はZEH-Mの提案をスタンダード化しています。今回の実例でもご理解いただき、ZEH-M仕様としたことで、建物の省エネ性能を5段階で評価するBELS(ベルス・建築物省エネルギー性能表示制度)で5つ星を取得しました。
建築を終えて、ダークカラーと白のコントラストが印象的な、気品ある佇まいの外観だけでなく、室内の細部まで暮らしがイメージできるような設計が施され、住んでみたいと思える賃貸住宅が完成しました。
最後に森様から、賃貸住宅への不動産投資を考えている全国のオーナー様へ次のようなアドバイスをいただきました。
「良い場所で、良い営業、良い設計とオーナーさんで何でも話し合いができるような、自分に合う方に巡り会うことが大事だと思います。最後は『人と人』だと思いますから」
これからの資産形成や相続対策として賃貸住宅経営を検討する際には、国や自治体の施策を考慮した上での立地の選定も大きな要素となります。成功する資産活用に関しては、大和ハウス工業へご相談ください。