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「借地」を活用して繁華街の駐車場をビジネスホテルに立体転換

公開日:2018/09/28

インバウンド需要が増加し、ホテルへのニーズが急速に高まっています。繁華街に所有していた貸し駐車場をビジネスホテルに転換することで、社会のニーズに応えながら収益性も向上させた実例を紹介します。

福岡県最大の繁華街、中州・天神地区という賑やかな街の一画に、敷地面積およそ186坪、10階建て、スタンダードルーム、ツインルーム合わせて111室を備えたビジネスホテル「ダイワロイネットホテル福岡西中州」が2018年1月に完成しました。

地域のニーズを満たし、安定収入を確保

この地は、以前は貸し駐車場でしたが、土地オーナー様は、土地を相続するために、自分の代でどのように対応すれば良いのか、まず相続税対策として税理士に相談しました。そこから大和ハウス工業を含め数社に声を掛け、土地活用についての検討を重ねていきました。

土地オーナー様は、「収益がまず安定していること、手間がかからないこと、巨額の投資を要しないこと、街並みにあった提案であること、地域貢献ができること」、この5つを土地活用のポイントとして挙げ、これらを解決できる案を探していました。

この依頼を受けた大和ハウス工業の本白水は、これらのニーズに対応した提案を行うために、効果的なプランを検討します。
このあたりの土地価格は高く、固定資産税の捻出にも大きな建物を建てないと収益的に厳しいという側面もありましたが、巨額の投資はしたくないというオーナー様のニーズもあり、本白水は「借地」を活用した提案を行いました。そして、その借地の中でもボリュームを使ったビジネスホテルを誘致するプランを提案しました。

ビジネスホテルを誘致した理由について、本白水は次のように語ります。

「福岡は外国人観光客の流入も非常に多いですし、学会の開催数やクルーズ船の着岸数も日本でも有数です。したがってホテル需要が多く、ホテルが足りないという現実があります。そのニーズを満たしつつ、あの土地のポテンシャルを活かすことを考えれば、ビジネスホテルが最適ではないかと考えました。」

そして、ダイワロイネットホテルを誘致し、オーナー様の希望通り、巨額の投資をすることなく、安定収入を実現しました。また、この地域に不足するビジネスホテルの建設は、オーナー様が希望した「地域貢献」にもつながりました。

街並みに合った設計デザインを実施

今回のプロジェクトを設計の面から支援した大和ハウス工業の生田は、市からも要望のある和風テイストを取り入れた提案を行いました。 この界隈は「天神ビッグバン」として、西中州が「奥座敷」という位置づけもあり、市からも、和風テイストのイメージを創出したいというニーズがありました。博多で和風テイストというとまず「博多献上」という織物が思い浮かびます。この織物のデザインをなんとか建物に反映したいと考え、外壁に博多献上の織物のデザインを反映させました。
オーナー様も非常に気に入っていただいているようです。

オーナー様の多様な要望を満たした今回の土地活用について、大和ハウス工業の本白水は次のように語りました。

「ホテルの稼働は非常に良好です。ビジネス客と外国人観光客の方で半々程度ずつご利用いただいているような状況で、オーナー様も「自分の持っている土地にこんないいものが建った」と誇りに思うとおっしゃっていただいています。いい仕事ができたなと思っています。」

オーナー様の望みを叶え、社会貢献をも可能にする土地活用の実現には、幅広い専門知識と豊富なノウハウを持つパートナーの存在が大きなカギとなります。

コンセプトを明確にし、地域のニーズに応えることが成功する土地活用には必要です。詳しくは大和ハウス工業へご相談ください。

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