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土地活用ラボニュース 東京・立川編

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都の用地買収を機に中高層賃貸マンションの事業化を決心!

公開日:2019/09/30

長年住んだ自宅を7階建てテナント付き賃貸マンションに展開

西東京エリアで最大級の商業圏を形成する、情報発信都市立川市。立川通りと五日市街道の交差する利便性の高い地に、賃貸マンション「ラ・ベレッツァフェリオ(La Bellezza Ferio)」があります。敷地面積約551坪の7階建てで、1階には二つのテナントスペース、2階から6階までは賃貸住宅が31世帯入り、最上階はオーナー山川様のご自宅となっています。

以前、この土地にはオーナーである山川様のご自宅が建っていましたが、東京都の用地買収や消費税増税を機に有効活用をしようとご決断。山川様はこの他にも7棟の賃貸住宅を経営されているものの、鉄筋コンクリートの賃貸マンションは未経験でしたが、容積率のこともあり、今回の土地活用においては、7階建ての賃貸マンションを選択されました。
その理由について、「売ってしまうと元に戻すことは難しいと思いますので、この場所で維持していくためには何がいいかを考えながら、『収益性の高いものを建てる』というコンセプトで、この建物を建てることにしました。また、賃貸住宅は自分の希望したものが建てられるので、こだわりを持ってできます」と語ります。その言葉どおり、ご自宅だった土地は、ご入居者のニーズに応えた、こだわり抜いたデザイン性豊かな賃貸マンションへと生まれ変わりました。

オーナー様のこだわりを実現

山川様は、建物に「美しくて癒される」「早く家に帰りたい」というイメージを求めました。賃貸住宅の場合、ひとつひとつ自分が住むように考えることは難しいものです。以前から山川様の土地活用を支援してきた大和ハウス工業 主任技術者の衛藤和也と多摩支店 小泉龍太は、オーナー様のご要望に対して、部材や設備等各メーカーの展示場などをくまなく回り、山川様ご自身がひとつひとつ納得いくものを選定することで、山川様のこだわりを実現し、理想の美しい建物を建築することができると考えました。

こだわりは随所に見られます。
外観デザインにはゆるやかな凹凸でアクセントをつけ、世界に一つしかないデザインにしました。バルコニーは低層階のプライバシーに配慮しながら開放感と上質さを演出しています。外構には最近流行しているガビオン(スチールメッシュの籠に自然石等を入れたもの)を設置しました。籠の中に入っている石は、世界遺産を意識して、富士山の石を買い付けたものです。山川様は、「世界遺産イコール立川というわけではないのですが、世界遺産という意識を持ちながら外構工事に力を入れた」と語ります。お社を移築し、その前には世界遺産「万里の長城」の修復に使う敷石を使用しました。

エントランスは高級リゾートを思わせる空間に、エントランスホールは華やかでアーティスティックな空間としてつくりあげました。
最先端のセキュリティも導入しました。IDキーを持っていれば、エントランスは自動で開き、さらにエレベーターも連動して自動で1階に下りてくるように設定されています。宅配ボックスはもちろん、食材も安心して保管できるパントリーステーションも用意。自転車置き場は室内で、セキュリティにも配慮しています。
室内は、何よりご入居者様の暮らしやすさを第一に考えました。広々とした使いやすいキッチン、デザイン性が高く掃除もしやすいタンクレストイレ、三面鏡になる幅広の洗面台、涼風機能付きふく射暖房機など、女性目線を意識した設備が充実しています。また、停電時に活躍する蓄電システムやスマートスピーカーなどのIoT機器も導入しました。
屋上はご入居者も利用できるスカイデッキになっています。見晴らしが良く、東京スカイツリーや、天気の良い日は富士山も見えるそうです。
テナントには手作り洋菓子のお店パティスリーハルミエール(Patisserie Halumiere)が入居し、新たな賑わいを予感させます。
竣工後に見学会を行ったところ100人を超える来客があり、大盛況の見学会となり、その後も入居は順調に決まっているそうです。

大和ハウス工業とは30年以上のお付き合いである山川様は、今回のプロジェクトについて、「信頼関係はできていると思います。私もそれに応えられるように新しいものを建てること、また、30年経った建物もありますので、それをどうするのかもこれからの課題になってくると思います。これからも長いお付き合いをお願いできたらと思っています」と評価いただきました。

オーナー様自ら積極的に建物づくりに携わり、誇れるマンションへと生まれ変わった今回の土地活用。ご入居者や地域のためにという思いこそ、先祖代々の土地を守り、活かすことにつながります。
詳しくは大和ハウス工業へご相談ください。

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