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音楽大好き!防音ルームのある賃貸住宅 / 川崎市中原区編

公開日:2018/05/31

賃貸住宅の多い地域では、コンセプトを明確にすることが、入居率を高めるための重要なポイントです。今回紹介する事例は、「音」にこだわった賃貸住宅です。

周囲を気にせず音を出せる賃貸住宅

川崎市中原区。JR武蔵新城駅から徒歩10分、幹線道路から一本入った住宅地一角に、敷地面積およそ201坪、3階建て、2LDKが12室入った賃貸住宅「アビイ・ロードB」があります。
建替え以前は築30年を超える賃貸住宅でしたが、老朽化が進んだため、昨年、向かいにA棟を建替え、半年後にこのB棟を建替えました。

近隣には競合する賃貸住宅が多いため、本当に入居者が集まるのか不安もあったオーナーの原様は、何か工夫が必要ではないかと考えました。
原様は、昔から音楽が好きでしたので、楽器を演奏する人はヘッドフォンではなく、直接音を聞きたいという気持ちがあることに気がつきます。

原様は、楽器を本格的に演奏するということは難しいとしても、音楽を聴いたり、電子ピアノなどの楽器を弾いたりしても周囲に迷惑がかからないような部屋をつくれないかと考えました。
つまり、「音にこだわる」というコンセプトを明確にすることで選ばれる賃貸住宅にできると考えたのです。

すべての世帯に1室、防音ルームを設置

プロジェクトを指揮した大和ハウス工業の横浜北支社集合住宅事業部川崎東集合住宅営業所柏谷拓哉は、原様の要望を実現するために、すべての世帯に1室、防音ルームを設置しました。
柏谷は次のように語ります。

もともと大和ハウス工業は戸建て住宅で快適防音室&静音室「音の自由区」というシリーズを持っていました。ハウスメーカーの中で防音ルームを商品として持っているのが、唯一大和ハウス工業ですので、これを賃貸住宅で採用させていただきました。壁厚を厚めにして、天井も吸音材を使用し、さらに扉も1枚90キロくらいある防音の扉を採用しています。

コスト面に関しても、大和ハウス工業の商品であれば、音響メーカーの商品価格に対して半分から3分の1程度の費用で提供ができました(※)。それでも、部屋の中で音楽を楽しむという程度であれば十分対応できるレベルだといいます。

※プランにより異なります。

音楽を聴く以外にも大きな効果が

防音ルームの効果は、音楽や楽器演奏を楽しむ以外にも、効果がありました。原様は音が漏れないということは、外の音も聞こえにくいことに着目し、この防音ルームを活用いただくのは、逆に静かな環境が欲しい人にも使っていただけるのではないかと考え、その効果を次のように語っていただきました。

中の音が外に出にくいということは、原理的には、外の音が中に入りにくいということになります。たとえば、夜勤をされている方は、昼間に寝る必要がありますので、その時間帯はできるだけ周囲の音は入らないほうがいいわけです。音楽を楽しむ人だけではなく、いろいろな人に使っていただけるのではないでしょうか。

角部屋にすることで付加価値をつける

さらに、この建物では、各階4戸すべてが角部屋になっています。
角部屋のほうが、賃料も高く設定することが可能で、5年後、10年後でも、賃料の下落を抑えられる効果があるといいます。角部屋であることが、普遍的な付加価値のひとつになるのではないでしょうか。

防音ルームを設置し、すべてを角部屋設計とすることで、競合する周辺の賃貸住宅との違いを明確に打ち出した今回のプロジェクトに対して、原様から高い評価をいただきました。

「周囲を気にせず音を出したい」「暮らしの中に本当の静寂が欲しい」

こうした潜在ニーズを捉えた賃貸住宅は長期安定経営を目指すオーナー様にとって大きな強みになるでしょう。

コンセプトを明確にし、入居者の方のニーズに応えることが成功する土地活用の第一歩です。詳しくは大和ハウス工業へご相談ください。

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