[土地活用ラボニュース 東京・二子玉川編]街並みに調和!ガレージ付きメゾネット型賃貸住宅
公開日:2022/09/30
空き家となっていた実家の土地を有効活用
東急田園都市線二子玉川駅から徒歩10分、都市と自然が調和する「東京・二子玉川」の閑静な住宅が立ち並ぶ街の一角に、ガレージ(地下駐車場)も付いた2階建てメゾネット型賃貸住宅が3世帯、2022年7月に完成しました。
全体敷地面積およそ97坪、3世帯それぞれが1階は大きなキッチンとリビング、2階には書斎スペースや寝室など3室で構成された3LDKの間取りとなっています。
以前はオーナー様のご実家で、空き家となっていましたが、オーナー様の相続をきっかけに、収益化を目的とした活用をしたいというご相談がありました。二子玉川は、再開発などでファミリー世帯のニーズが高まっているエリアです。土地を購入すると非常に高いため、賃貸住宅の人気が高くなっています。そのような背景から、オーナー様はさまざまな活用方法を検討され、賃貸住宅を選択されました。
賃貸住宅を建設するにあたり、オーナー様から、プロジェクトを担当した大和ハウス工業の小野村に「ありふれた一般的な賃貸住宅ではなく、何か一つでも特徴を持たせたい」というご希望が伝えられました。そこで、小野村らプロジェクトチームが提案したのが、戸建のような生活空間が実現する、メゾネット型の賃貸住宅です。ファミリー世帯が入ることを前提として考え、上下階の音を気にすることなく使えるようにとメゾネット型を提案し、オーナー様にも賛成していただきました。ガレージは最初のプランではついていませんでしたが、オーナー様からの「旧家屋に地下の駐車場があったので、それをなんとか活かせないか」というご提案を受けて、ファミリー世帯は車を所有していることも多く、近隣に月極駐車場も多くないことから、各世帯の地下にガレージをつくりました。
地域に調和するデザインのガレージ付きメゾネット型賃貸住宅
地域性やご入居者のニーズを満たすため、設計・デザインにはさまざまな工夫を凝らしています。室内は全方位に窓を設置し、明るく開放感のある空間に。キッチンや浴室は戸建住宅に採用しているサイズを設置。キッチンや浴室は戸建住宅サイズを採用。また、各世帯に専用庭もついています。さらに、「3世帯が集まる一つの街」というコンセプトのもと、周囲には積極的に緑を施し、ご入居者が集える中庭も設置し、住環境の向上を図りました。家賃は近隣の相場と比較して高めの設定となりましたが、引き渡し後、早々に満室となりました。
空き家となっていたご実家は、地域に調和したガレージ付きメゾネット型賃貸住宅に生まれ変わりました。オーナー様からは、「ひと目で賃貸住宅だと思わないような仕上がりになっている」というお声をいただき、「外観を白で統一したことにより、緑も映えて、周囲にとても調和している建物になった」と喜んでいただいています。
近年、都市部でも空き家が増え続けています。売却する、リフォームして住む、あるいは今回のように更地にして土地活用するなど、さまざまな方法がありますが、まずは土地活用のプロに相談することで解決の道が開かれます。
成功する土地活用の秘訣は、大和ハウス工業へご相談ください。