バリューチェーンのデジタル化
当社グループのみらい価値共創センター「コトクリエ」の建設においては設計初期段階からBIMを積極的に活用して、多くの現場関係者による高難度な空間構成把握と情報共有に取り組むとともに、企画・設計・施工といったものづくりフェーズから維持管理フェーズまで一気通貫のデジタルプラットフォームで連携しています。(図1)
維持管理フェーズでは維持管理システムにBIMデータを搭載したBIM-FMシステム(*1)【Archibus】(図2)を採用し、株式会社isquardと共に、みらい価値共創センターに合わせてアップデートしました。これにより施設の詳細な状態を把握・共有し、より早い段階で問題を対処することが可能となります。これらの施設管理が評価され2022年度に「第17回日本ファシリティマネジメント大賞 特別賞」を受賞しました。
(*1)BIM-FMシステム:建物の設計と施工段階で入力された3次元情報と属性情報を引き継いで、施設運営に役立てるシステム
図1:建設~維持管理プロセスにおけるBIM活用
図2:BIM-FMシステム(Archibus)の機能一部