バリューチェーンのデジタル化
当社グループのみらい価値共創センター「コトクリエ」の建設においては設計初期段階からBIMを積極的に活用して、多くの現場関係者による高難度な空間構成把握と情報共有に取り組むとともに、企画・設計・施工といったものづくりフェーズから維持管理フェーズまで一気通貫のデジタルプラットフォームで連携しています。(図1)また、国土交通省の令和3年度BIMモデル事業【先導事業者型】として「業務効率及び発注者メリットを最大限に創出する【役立つBIM】の効果検証」が採択され(*1)、みらい価値共創センター「コトクリエ」におけるデジタルツイン技術を活用した維持管理情報の発注者メリットについての検証を行いました。(図2)
(*1)本モデル事業は当社が代表者として株式会社フジタとともに取り組んでいます。
図1:建設~維持管理プロセスにおけるBIM活用
図2:デジタルツインによる維持管理情報の発注者メリットの検証
維持管理業務のデジタライズやIoTの活用による発注者メリットの検証、施工フェーズから維持管理BIM構築時に発生するデータ連携、プロセスの課題分析などを行い、BIM-FMシステムの発注者メリットの効果検証を行いました。