建替えの基本的な考え方は資産価値を高めること
建替えがもたらす資産価値の向上には、古い設備が一新されることで、最新の設備や機能といったハード面、安心で快適な住み心地や幸福感といったソフト面、そして市場におけるマンション価値などが挙げられます。
生まれ変わった新たな価値
快適で住みよい住空間
住民全体の資産価値向上に対する理解が合意形成の近道
建替えに賛成する方にも反対する方にもさまざまなご事情があるのですが、一般に自分のマンション(財産)の価値が上がることに反対する人は少ないので、建替えの合意形成において、「暮らしやすさ」はもちろん「資産価値の向上」は重要なキーワードです。
費用負担だけでなく資産価値の向上の観点から大規模修繕と建替えを比較することは、住民全体の利益を考えるにあたって重要なポイントです。
住民の費用負担を左右する「還元率」
従前マンションの専有面積に対して、無償で取得できる従後マンションの専有面積の割合を指す還元率。ただし、還元率に一喜一憂せず、総合的に冷静な判断をすることが重要です。以下では、知っておきたい還元率のポイントについてご紹介します。