研究成果 住宅系
大きな揺れに対して耐え続けるだけではなく、地震エネルギーを効果的に吸収し、揺れ幅を軽減するエネルギー吸収型耐力壁です。建物の揺れを早く収束させることで構造体の致命的な損傷を防ぎます。持続型耐震という先進の技術が、繰り返し起こる巨大地震への安全性を実現します。
Σ形デバイス
2011年の東日本大震災を経て、今後、発生が予測される巨大地震と、本震の後に繰り返される強い余震の大きな揺れに何度も耐え続ける住まいが求められるようになりました。住宅商品では、地震などの横からの力を「耐力壁」という壁を設けることで建物を支えています。しかし、従来の商品では想定外の巨大地震、繰り返し地震に耐えるためには、建物形状、大きさによっては多くの耐力壁が必要となり、広い開口部や高い天井が設計できないという問題がありました。
そこで、従来の住宅商品からコア部分の構法を刷新し、この「D-NΣQST」を開発しました。
「D-NΣQST」の仕組み
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