研究成果 建築系
梁貫通孔補強工法は、H形鋼の梁ウェブに設ける貫通孔に対して、貫通孔の周囲に鋼板を溶接し接合する当社独自の補強工法です。本工法を用いることで、特殊な補強金物などを用いることなく梁端部に貫通孔を設けることができ、梁中央部の貫通孔の補強も省略することもできるため、省力化と省施工化が可能です。
梁貫通孔補強工法概要
一般に、鉄骨造の構造躯体において構造安全性を確保するために柱・梁に対して様々な補強や接合形式が採用されています。しかし、特殊な形式の場合、製作に多大な手間とコストが掛かることもあり、構造安全性を確保しつつ省力化、省施工化できる技術改善が望まれます。
当社では、鉄骨造の省力化、省施工化を図るだけでなく、技術改善により建物の性能向上、品質向上に取り組んでいます。
実施例
オフィスビル、商業施設、物流施設、医療・福祉施設、ホテル・宿泊施設、工場
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