広島駅から10分。住宅地の中に数寄屋風の外観が印象的な、都市型多機能ホーム。
介護ビジネスや介護サービスに厳しい視線を持つ西川専務の理念や考えを、余すことなく詰め込んで実現したのが「ニックス尾長 ケアセンターかぐや姫」といっていいでしょう。
というのも、そのパンフレットに記載されたメニューの数をみるとほんとうに驚きです。小規模多機能施設と表示されていますが、文字通りの多機能…デイサービス「ベストケア尾長」30人、認知症対応のグループホーム「グループホームかぐや姫」9人、高齢者賃貸住宅「シニアハウスかぐや姫」5室5人、短期滞在型賃貸居室「レスパイトかぐや姫」2室、配食サービス「かぐや姫弁当」毎日。ほかに訪問介護サービス、ケアプラン作成サービス、福祉用具貸与サービス、住宅改修サービス、介護タクシーなど、まさに文字通りの多機能ぶりです。
構想を実現するにするにあたって、西川専務がビジネス・パートナーとして選ばれたのが大和ハウスです。さぞ、お眼鏡が厳しかったのでは…「とうぜんですよ。建物・施設のすべてが私どものサービスであり商品でもあるのですからね。とうぜん厳しい。3社のコンペで決めたのですが、1社のプランは問題外のレベルで、もう1社はプランは悪くはなかったのだけれど対応のスピードが遅い。こちらは、スピードもまたビジネスのうちなのだからね。ビジネスはタイミング、そのタイミングを逸してしまうようではどうも具合が悪い。結局、大和ハウスさんがプランも対応スピードも、私と相性がぴったり合ったということですね。結果も大いに満足してますよ。いいものを作ってくれました。さすがに介護施設に関して、ノウハウも実績も看板どおり、評判どおりだと感心しました、いやホントに」と西川専務。
CASE2
ニックス尾長ケアセンターかぐや姫