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コラム vol.466
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イベントレポート賃貸住宅経営 秋の一斉実例見学会 大阪府枚方市

公開日:2023/09/29

2023年9月、賃貸住宅の秋の一斉実例見学会が開催されました。この見学会は、実際に建てられた賃貸住宅をオーナー様自身の目で確認することで、効果的な賃貸住宅経営を行うためのポイントをご理解いただける、参加型のイベントです。全国で行われた見学会の中で、大阪府枚方市楠葉(くずは)野田会場の賃貸住宅をご紹介いたします。

大阪府枚方市楠葉野田会場

2022年10月に発売した「TORISIA」(トリシア)が、このエリアで初の完成事例として紹介されました。最寄り駅の京阪本線(けいはんほんせん)「樟葉」(くずは)駅から徒歩15分ほどの場所にあり、駅前の賑やかな雰囲気とは違い、住宅街や公園などがある落ち着いた環境が広がっています。
大阪・京都の中心部に通勤が出来るエリアであり、周辺にはファミリー向けの賃貸住宅も豊富にあるので、新規に賃貸住宅経営をはじめるオーナー様にとっては、周辺の賃貸住宅との差異化を図る工夫が必要になると考えられます。
こちらの会場のオーナー様は、2016年に、この近くに賃貸住宅を建築されていたこともあり、その必要性を十分に認識され、本施設においても、差異化ができる建物を要望されたそうです。そこでエリアのマーケットからご入居者層とそのニーズを考慮し、2LDKが9室・3LDKを3室として完成したのがこちらの賃貸住宅です。

地域に合ったデザインを実現

トリシアは、初期保証30年※に加えて、大和ハウス独自の「外張り断熱通気外壁」と、中高層ビルにも使用される高意匠・高耐久シーリングで、長期にわたり外壁からの浸水を防ぎ、メンテナンスコストの低減と建物の長寿命化の期待ができることが特長の賃貸住宅です。

  • ※構造耐力上主要な部分、雨水の浸入を防止する部分、保証の対象となる範囲・条件・現象があります。

本施設は、左右非対称のシルエットで、エントランスの屋根やL型のバルコニーなどが建物の内部にも興味を抱かせてくれます。道路側からエントランスが見えないように横から入る動線や格子壁の設置は、居住に対する安全性を感じます。 また建物を演出する外構も印象的で、それほど多くの植栽があるわけではないものの、玄関前のヤマボウシが緩やかな傾きをもって良いシンボルになっています。また低い位置で石などに植物を入れてつくるロックガーデンのテイストも取り入れ、おしゃれなガーデンスタイルになっています。手入れなど管理面から、外構は「出来るだけ少なめに」と要望されるオーナー様も多いそうですが、ご入居者や近隣の方の視線に入る部分は、「気持ちよく見えるように」という配慮を感じます。
今回の計画は、外構専門会社と設計・工事各担当が共同で設計しました。
これから賃貸住宅経営を検討される方は、街中で気になった外構や植栽を写真に撮っておかれると、役立つのではないでしょうか。このような見学会でもぜひそのようなヒントを探してみてください。

ZEH-Mで省エネ、快適な暮らしを実現

設備としてはZEH-M(ゼッチ・マンション)仕様を採用され、屋上には太陽光発電パネルを設置、室内では電力モニタで、その発電量などをご覧いただくことができます。
また、建物全体を高断熱化することで、ご入居者には年間を通じて寒暖差が少ない快適な暮らしを提供するとともに、省エネルギー設備機器などの導入により、光熱費を削減します。 ZEH-M仕様にすることは、オーナー様のご子息が将来の設備投資として必要だと推されたそうで、オーナー様、ご入居者ともに、環境に配慮した賃貸住宅のメリットを体感いただけるでしょう。

賃貸住宅経営 秋の一斉実例見学会

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