動画でわかる不動産投資第4回 1棟売りの賃貸住宅の見つけ方と選び方
公開日:2022/09/30
土地建物がセットになった戸建分譲住宅と同じ形式で取引されている賃貸住宅があります。それが「1棟売りの賃貸住宅」です。
施工会社(=販売会社)が、土地を仕入れ、そこにその地域の需要を考慮した賃貸住宅を建築し販売している物件です。
1棟売りの賃貸住宅は、都市部だけでなく、郊外の戸建分譲住宅が多く建築販売されているようないわゆるニュータウン(団地)の中でも、その一角に建築され販売されています。
都市型の1棟売り賃貸住宅
都市部に立地する1棟売りの賃貸住宅は、不動産投資ではよく見られるパターンです。東京23区やその周辺都市、関西(大阪市・神戸市・京都市)の主要地域、名古屋市の主要地域、福岡市の主要地域などで売り物件が見られます。その専門の業者は、上場企業をはじめとしていくつかあります。
大和ハウス工業でも、もちろん1棟売りの賃貸住宅を販売しています。
郊外型の1棟売り賃貸住宅
郊外の大規模ニュータウンの開発は1980年~90年代に盛んに行われましたが、2000年代に入っての都心回帰志向、大都市中心部でのマンション開発が進み、いまでは少なくなりました。しかし、新しいインフラ(鉄道や道路)が開通した地域では再び活況となっています。また、公団や県などのニュータウン開発が行われなくなり、かつこれらの未販売エリアを民間業者に売却したことで、こうした地域で戸建分譲住宅の開発・販売が行われています。
このように20年くらい前からニュータウン開発は新たな局面に入っていますが、その住居物件の販売の中心は戸建分譲住宅ですが、一部賃貸住宅を建築して販売している例があります。人口が増える街では、それにともない流通店舗が増え、またその周辺エリアでは研究施設や物流倉庫などが建築されます。このような流れの中で勤務(転勤含む)する方々が増え、その方々向けの賃貸物件となるわけです。
タイミングよく購入するチャンスに遭遇すれば、賃貸住宅需要が伸びている地域が多いことから、賃貸住宅経営を有利に進めることができるでしょう。
このようなニュータウン内での1棟売りの賃貸住宅を購入することをお考えならば、まずは大和ハウス工業に問い合わせてみるといいでしょう。
施工品質・仕様水準について
最後に、土地購入型賃貸住宅投資での建物の施工品質や仕様水準についてお伝えします。
賃貸住宅においては、「周辺の賃貸需要を想定して」、「賃借人のニーズを満たす賃貸住宅」であることが重要となります。例えば、いうまでもなく豪華な仕様にすれば、その分賃料を高く設定することになりますが、その地域に豪華な賃貸需要がなければ、家賃の高さが敬遠され空室が増える可能性が高まります。
このように、賃貸住宅では、躯体などの施行水準が高いことは必要不可欠ですが、その上で、周辺の賃貸需要を想定の上、賃借人のニーズを満たす賃貸住宅の建築が求められます。
このような観点から、賃貸住宅の建物を選べば(または建築すれば)いいでしょう。そのためにも、施工実績、販売実績の豊富な企業を選択することが、賃貸住宅投資の第一歩になります。