「患者さんの立場に立った医院づくりを追求しました。」
コンセプトに基づき細部にまでこだわった設計のポイント
- 玄関
入口にはピロティを設け、降雨時の車の乗り降りに配慮しました。高さは救急車を想定した高さに設定されています。さらに風除室を設け空気の流出入を抑えることで、冷暖房のランニングコストを軽減することも可能に。
- 待合室
待合室には床暖房を設置。小さいお子様をお連れの妊婦さんのためにキッズコーナーも設けました。
天井には、村山副院長の提案で天井画を。インテリアのアクセントとなり、待合室を明るい雰囲気にしています。
- 多目的室
母親学級やマタニティヨーガ教室などが行われる多目的室。
床には床暖房を設置して、冬でも快適に過ごせるようにしています。
- 診察室/内診室
診察室と内診室は、各先生にそれぞれ一室ずつ設けました。
患者さんが多い場合でも、各室をスタッフが移動することで、待ち時間を短縮することができます。
- 処置室
広くゆとりのある処置室。カーテンレールを設け、複数の患者さんの処置を同時に行う場合でもプライバシーを確保できるように配慮しています。
- 分娩室/分娩手術室
分娩室、分娩手術室もゆとりある広さを確保。複数の分娩台を用意し、出産が重なった場合でも対処できるようにしています。
またカーテンやクロス、棚など全体のインテリアは、助産師さんがセレクト。女性の感性が活かされています。
- 病室
病室には、シャワートイレ・洗面台・クローゼットなどのほかにもテレビ・冷蔵庫・ポット・ドライヤーを完備。特別室には、さらにシャワーも設置。
ゆとりと快適性を追求しました。
- 新生児室
新生児室の窓は、少しでも顔を近づけて見ることができるように斜めに設置。もちろん安全性を考慮して強化ガラスを使用しています。
カウンター下部には空間を有効に活用する収納棚を設けました。
- ラウンジ
2階には、付き添いやお見舞いの方のためのラウンジを設けました。
ガラスブロックで採光性を高め、天井画で暖かい雰囲気を演出しています。
CASE3
まりこレディスクリニック
- 大和ハウスの豊富な土地情報力をもとに、土地探しから開業をサポート
- 患者さんの快適性を考慮したゆとりある空間づくりと細やかな配慮
- コンセプトに基づき細部にまでこだわった設計のポイント