天然芝と土のトラックで構成する園庭を囲むように、ドーナツ型の園舎を設計。
地域や自然との豊かな接点を持つことで、
子どもたちがたくさんの発見や感動を体験できる場としました。
木をふんだんに使った温かみのある空間が、
ここで過ごす日々をより豊かにします。
住宅地(災害公営住宅)と町の中心をつなぎ、女川湾を望む都市景観軸にかかるように建つ園舎。園庭を囲む設計が保育室やランチルームに豊かさをもたらします。
円形の園舎の中央に位置する園庭。
各保育室からひとつながりで外遊びがしやすく、子どもたちを見守りやすい設計に。中間領域となるデッキは心地よい居場所になります。
木の温もりを肌で感じる廊下。
収納や動線などの機能性も備え、毎日を心地よく過ごせる場所をめざしました。
[意匠設計]関・空間設計+石森建築設計事務所
[施工]大和ハウス工業
[建築地]宮城県牡鹿郡女川町
[用途]保育所
[竣工]2021年3月
[階数]地上1階
[構造]木造(一部 鉄骨造)
[建築面積】1594.92m2
[延床面積]1313.25m2