地産地消という考えのもと、資源を有効活用する目的で奈良県産材の杉を構造材に使用しました。
仮設と言えども、将来的に移設することを視野に入れ、
汎用性に優れた素材と高い施工技術を駆使することで広く高い空間を実現し、
強靭で心地よい空間となっております。
18mスパンのアーチフレームが、1.82mピッチで22本並ぶ構造。地震や台風にも優れた性能を発揮。
体育館としてのスパンを実現するために、
木造シザーストラス構造を採用。
最大9m超の有効高さを実現しています。
妻面はポリカーボネート樹脂で構成しているので、
外からの光が柔らかく届きます。
[設計]ナスカ一級建築士事務所
[施工]大和ハウス工業
[建築地]奈良県奈良市
[用途]体育館
[竣工]2020年6月
[階数]地上1階建て
[構造]木造
[建築面積]763.72m2
[延床面積]749.74m2