高い耐震性と耐火性が求められる神戸市中心部に建築するにあたって、
「CLT×鉄骨」という画期的なハイブリッド構造を採用し、
地震にも火災にも強い都市型木造オフィスビルを実現しました。
CLTには兵庫県産の木材を使用し、県産木材の利用拡大にも貢献。
都市部における木材利用の新たな可能性を切り拓くモデルケースです。
耐震壁や間仕切り壁だけではなく、
フローリングや内装材、イスにも兵庫県産の木材を使用。
県産木材を有効利用し、循環型林業に貢献します。
CLTパネルとガラス壁を市松模様のように
組み合わせた、スタイリッシュな外観デザイン。
夜になると美しさがより際立ちます。
外周部のCLTパネルがガラスで覆われた外観。
木の豊かな表情が街に潤いを与えます。
[設計]竹中工務店
[施工]竹中工務店・大和ハウス工業特定建設工事共同企業体
[建築地]兵庫県神戸市
[用途]事務所
[竣工]2019年1月
[階数]地上5階、塔屋1階
[構造]CLT+S造(2〜5階)、RC造(1階)
[建築面積]310.49m2
[延床面積]1,567.10m2