こんにちは。パロアルトインサイトCEO・AIビジネスデザイナーの石角友愛です。
今日は我が家で最近購入した最新のロボット掃除機ルンバのご紹介をします。
最新の技術でさらに進化したロボット掃除機
ルンバの最新バージョン(i7)の詳細はアイロボット公式サイトに載っています。
特徴としては、ルンバi7シリーズは、 スマートマッピングテクノロジーを使用して自宅の部屋の配置を覚えてくれるようになりました。そして、スマートフォンアプリを通して、例えば「リビングルームだけ掃除して」というようなことが頼めるようになりました。
私が出張で遠くにいたとしても、いつ、どの部屋をルンバが掃除するか決めることができます。(もちろん、これまでのルンバのように定期的に決まった時間に家全体を掃除することも可能です)
ルンバのアプリの例(アイロボット公式サイトより)。自宅の部屋の配置をルンバが掃除をする過程でマッピングする。部屋の名前はアプリから自分でつける。(子ども部屋1、リビングルーム、など)部屋に名前をつけたあとは、例えば、「子ども部屋を掃除する時間がなかったから、そこだけルンバに掃除してもらおう。」というようなことが可能になる。
また、今回新しいルンバを購入しようと思った最大の理由が、ルンバのゴミを自動的に吸引してくれる自動ゴミ処理機能がついていることです。今まで私の家で使っていたルンバは、2、3日に一回はゴミを捨てる必要があったのですが、その作業は正直なところ手間でした。
最新バージョンでは、自動ゴミ処理機能がついていることで、掃除を終えたルンバが自分の充電器に戻ったときに、毎回自動的にゴミを吸い出してくれるようになります。結果的に何週間もゴミを捨てなくて済みます。
今回の最新バージョン、技術も革新的と言えます。その一つが、特許取得済み技術であるナビゲーション技術です。ルンバが周囲にある家具を把握し、視覚的な目印を作ります。たとえば、これは机、これはソファーというようにです。そして、まだ綺麗にしていない場所を探して自分で動くとのことです。
新しいルンバ「ルンバi7」(アイロボット公式サイトより)。右奥にある縦長のものが、自動ゴミ処理機。ここにゴミがたまる。アイロボット公式サイトによると、30回分のゴミを収納できるとのこと。
ナビゲーション技術のイメージ写真(アイロボット公式サイトより)。
購入してみて良かったこと
今回最新バージョンのルンバを購入してみて良かったのは以下の点です。
ルンバのゴミを捨てる手間が省ける。
実際にまだ一回もゴミを捨てていません。今まではゴミがいっぱいになるとルンバが掃除をするのを止めてしまい、外出先から帰って来てがっかり、ということが多かったのですがそれがゼロになりました。
スマートマッピングで、キッチンだけルンバに掃除させる、
というようなことが可能。
例えば息子がリビングルームにおもちゃを散らかしていたとしても、キッチンだけまだ汚れているな、と感じたら、アプリから「キッチンを掃除」と指示を出せます。以前のようにルンバを持ち上げてキッチンまで運び、局所的掃除を選ぶ必要もなくなりました。
以前の局所的掃除では、キッチンの隅々まで掃除はしてくれませんが、今回のルンバは、「どこからどこまでがキッチンなのか」を理解しているため、「キッチンを掃除」と指示を出すと、キッチンエリア全てを隅々まで掃除してくれます。
同じように、例えば海に行って帰って来たあとで玄関が砂で汚れた場合、「玄関エリア掃除」とアプリから指示を出せば、ルンバが自分で玄関まで行き、玄関エリアを掃除し、その後自分で元の場所に戻ります。そして砂などのゴミはゴミ処理機により自動的に吸い上げられます。
※イメージ
以前から使用しているルンバは、段差がある部屋専用に使うことにしました。将来的に階段などの移動も難なくこなしてくれるルンバがもし生まれれば、一台だけですむかもしれませんね。
パロアルトインサイトCEO・AIビジネスデザイナー
石角友愛さん Tomoe Ishizumi
パロアルトインサイトCEO 兼 AIビジネスデザイナー。
2010年にハーバードビジネススクールでMBAを取得したのち、シリコンバレーのGoogle本社で多数のAIプロジェクトをリードする。後にHRテックベンチャーの立ち上げや流通系AIベンチャーを経て2017年パロアルトインサイトを起業。日本企業に対してシリコンバレー発のAI戦略提案からAI実装まで一貫した支援を提供する。新著に「いまこそ知りたいAIビジネス」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)があり、プログラミング教育、ギフテッド教育、留学などについての出版も5冊あり。
現在、AI&ビジネス、シリコンバレーとIT企業、新しい働き方、女性の社会進出論などでの言論活動を積極的に行う。毎日新聞「経済観測」コラムニストであり、日経クロストレンドコメンテーター、日経xwoman(クロスウーマン)アンバサダー、NewsPicksのプロピッカーなども務め、ビジネスインサイダージャパンとマネー現代で寄稿連載中。
※2019年2月現在の情報となります。