【イベントレポート】賃貸住宅経営 秋の一斉実例見学会
公開日:2021/10/29
2021年9月、「賃貸住宅経営 秋の一斉実例見学会」が開催されました。あいにくの天候にもかかわらず、多くのオーナー様にご見学いただきました。
賃貸住宅経営成功のポイントは、ご入居者に選ばれる賃貸住宅であることです。
この見学会では、ご入居者に人気の外観・間取り・設備、また、街並みとの調和などを実例建物でご体感いただき、実感していただける参加型のイベントです。
見学会は全国各地で開催されていますが、ここでは、東京都の西大泉会場、立川会場、青梅会場、3つの見学会をレポートします。
【西大泉会場】
オーナー様の思いが詰まった3階建て賃貸住宅セジュールオッツ
こちらは、練馬区西大泉の会場です。元々は農地だったこの地を、農地として活用するよりも、収益資産として大切な資産を子どもたちに遺したいということで、賃貸住宅の建築を決意されました。所有されている土地がとても広かったため、できるだけ高い効果が得られるように立地や建物などの検討を重ね、また、オーナー様自ら各地の施工現場にも足を運び、大和ハウス工業だけでなく多くの実例を見て回るなど、綿密に準備を進められました。そして2021年3月、オーナー様の思いが詰まった賃貸住宅が完成しました。
間取りは、最寄り駅からの距離があるものの、近隣の利便性等からファミリーが多く、賃貸住宅の入居率も良好であることから、3階建て、2LDK~3LDKのファミリータイプとなっています。建物にはオーナー様のセンスが随所で活かされています。まず目を引くのが、建物の中央に位置するタイル貼りのエントランス。角地で目に付きやすい立地であることから、石張りのタイルを使用し、タイルと合わせた自立式の館名板にするなど、細かなところまで厳選しました。格子で目隠しをし、石を敷き詰めた中庭もその一つです。夜にはライトアップされ、外から見ても美しい建物は通る人の目も楽しませてくれます。
設備も充実しています。人気の対面キッチン、室内物干しなど、ご入居者に楽しんで家事をしていただける設備が備えられ、玄関にはトールタイプのシューズボックス、各個室にはクローゼットなど、収納量も考慮されています。また、カードキーを導入し、ホームセキュリティシステムを搭載した防犯配慮型賃貸住宅となっています。洗練されたデザインと充実した設備を兼ね備えた建物は、オーナー様にもご好評をいただいています。また、構造面では、軽量鉄骨ブレース構造には地震や風による横揺れを抑えるというメリットがあり、ご入居者に安心してお住まいいただくことができます。
【立川会場】
シンプルモダンな洗練された外観3階建て賃貸マンション
立川会場で紹介されていたのは、2021年9月に完成したばかりの新築賃貸マンションです。立川市は商業施設も多く、2020年4月には、商業施設、オフィス等で構成された複合施設「グリーンスプリングス」がオープンするなど、今大きな注目を集めているエリアです。
当賃貸住宅は立川駅まで徒歩8分という好立地に位置し、間取りは新婚夫婦やカップル向けの1LDKで、重量鉄骨造3階建てとなっています。シンプルモダンな洗練された外観が目を引きます。
外観は、外壁の色を面によって変えることで、デザインに特徴を持たせました。
通常、壁をつたうように露出するエアコンのドレーン配管も、外壁の中を通す工夫を行い、できるだけ見えない配慮をしました。また、エントランスは細めのタイルと照明により、上質な空間が演出されています。
オーナー様の税務対策、資産形成のニーズにお応えするために、土地の紹介から建築まで、大和ハウス工業の総合力が生かされた事例です。
【青梅会場】
社会的貢献と土地の有効活用を実現するグループホーム
青梅会場では、障がい者向けグループホームが紹介されました。グループホームとは、地域の中で共同生活を行う小規模な住居のことです。建築計画のきっかけは相続対策でしたが、青梅市には身体障がい者向けの施設が足りていないという背景から、市からの要請もあり、オーナー様はグループホーム建設を決断されました。当グループホームでは、障がいのある方が充実した生活を送れるよう支援することを目指しています。
建物はオーナー様の所有で、事業者がテナントとして入るというスキームです。ダイワハウスでは、不動産活用による税務対策や収益計画のご提案において、賃貸住宅経営以外にも「地域や自治体のニーズ」、「土地の立地条件」などに対して多角的な用途やスキームをご提案しています。
この建物の建築にあたっては、オーナー様と事業者様とで費用分担の区分分け、それによる収支管理を徹底し、オーナー様にご満足いただける収益が出る計画となりました。
実際の建物を確認できる見学会は、オーナー様が賃貸住宅のトレンドや地域特性による土地活用のポイントを知ることができる貴重な機会です。これからの賃貸住宅経営にぜひご活用ください。