大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

桜プロジェクトとは

AUNとの出会い(桜プロジェクトのはじまり )

2008年から当社が進めている奈良県・吉野山での桜保全活動が軌道にのりはじめた2010年。「吉野山の桜だけでなく、日本全国で寿命を迎え衰退している桜が増えてきている」という話しを耳にしました。
全国的に広く植えられている「ソメイヨシノ」という品種の桜は、一説には寿命が50年~60年と言われており、全国的にその樹勢が弱くなっている現象が起きているそうです。
このような話を耳にする中で、吉野町から正式に「桜大使」として任命されていた和楽器演奏者AUN(アウン)と出会うことになります。彼らは、こどもたちに和楽器の演奏と体験を伝える活動をしていました。そこで、AUNの協力のもと日本全国の小学校・幼稚園・保育園を中心に、未来を担うこどもたちに桜と和楽器を通じて「和の素晴らしさ」をつないでいく活動として桜プロジェクトをスタートしました。

吉野山の桜保全活動とは

AUNの想い

次世代を担うこどもたちに命の大切さを伝えていきたい

2010年度から始まった桜プロジェクトは、5年間で38都道府県をまわり、日本全国130校の小学校・幼稚園・保育園に和楽器の演奏と桜の植樹をしてきました。
僕たちは桜に土をかける時、小学生のみんなに声もかけています。「桜を植えるということは命を植えることだよ。木を育てるというのは命を育てることなんだよね。だから木を大切にすることは命を大切にすることだから、みんなも自分や人の命を大切にしようね」
1本の細い桜の苗木でも、いつかは大きくなり美しい花をつけるようになります。
いつの日か家族を持った小学生のみんながこの木の下で集まってくれたらステキなことだし、何かに落ち込んだ時にこの桜のことを想い出してくれたら嬉しいです。
そんな時にどこからか風にのり、太鼓や三味線、篠笛の音が聞こえてきたら本望です。
いつまでも心に残る大和ハウス工業「桜プロジェクト」でありますように、これからも次世代の日本を担うこどもたちへこの想いを伝えていきたいと思っています。

和楽器演奏者 AUN(アウン)
井上 良平様 井上 公平様



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