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土地活用ラボ for Biz

土地活用ラボ for Biz

CREコラム

土地活用ラボ for Biz について

公開日:2016/03/25

企業が持つ不動産をいかに効果的に活用し、企業価値を高めていくかということに、大きな注目が集まっています。

これは「CRE(Corporate Real Estate)戦略」と呼ばれ、今や企業の経営戦略の一環として位置づけられています。

我が国の不動産約2,500兆円のうち、企業が所有している不動産は、約470兆円(国土面積の約14%)とも言われており、非常に大きな資産ですが、企業経営に十分に活用されているとは言えないのが現状のようです。

わが国の企業・公的不動産の資産規模

不動産(注1)…約2,500兆円 企業不動産…約470兆円(注2)収益不動産…約96兆円(注2) 公的不動産…約580兆円(注3)地方公共団体所有不動産…約426兆円(注3+※) 土地…約1,200兆円 建物等…約1,300兆円

※国民経済計算における公的総資本形成のうち総固定資本形成類型額(昭和55年度~平成22年度)の比率から按分

資料:国民経済計算(平成22年度確報・平成21年度確報)、土地基本調査総合報告書(平成23年)

  1. (注1)国民経済計算確報に基づく住宅、住宅以外の建物、その他の構築物及び土地の総額(平成22年末時点)
  2. (注2)土地基本調査に基づく時価ベースの金額(平成20年1月1日時点)
  3. (注3)国民経済計算確報に基づく固定資産及び土地の総額(平成22年末時点)

日本においては、1980年代から1990年前後にかけてのバブル経済によって土地の価格が高騰、そしてバブルが崩壊し、土地の価格は暴落しました。これによって不動産に対するリスクイメージが増大し、投資意欲も復活しないまま、その後は失われた10年とも20年とも言われてきました。

しかし、不動産にかかわりのない企業はほとんど存在しません。働くにはオフィスや拠点が必要であり、製品やサービスを生み出し提供するにも場所が必要です。

また、経済はグローバル化し、不動産といえばかつては日本国内だけの取引できしかなかったものが、現在は世界中から注目され、新たな経済指標とともに、グローバル経済の中でのCREとして、改めて大きな注目が集まっています。

CRE戦略は、これから企業が継続し、発展していくためには、避けて通ることのできない経営戦略であり、日本の国土の活用という社会に対する責任でもあります。

そこで、この「土地活用ラボ for Biz」では、企業価値を高め、社会と人に貢献するために、CRE戦略に大きな関心をお持ちのビジネス・パーソンのみなさまに向けて、情報発信を行う場として、開設いたしました。

みなさまの貴重な資産である不動産を有効活用することで、新たなビジネスを生み出し、あるいは、リスクを最小限に抑えることで、企業価値を最大限に向上させていただくことを願っています。

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