不動産の売買は人生における大きなイベントです。
どんな方でも最初は知識がなく、戸惑うことが多いのではないでしょうか。
今回は売買に関するさまざまな疑問にお答えします。
マイホームを買う前に資金計画やライフプランを立てることはとても大切です。人生のステージにおける住まいや家計の状態について想像してみましょう。子どもの進学が控えているなら、頭金を抑えて手元資金を残す、老後に地方移住を予定しているなら、高く売れるエリアを選ぶなどの判断が必要です。ライフプランが具体的であるほど、マイホームの購入計画も具体的に立てられ、リスク回避ができます。
また、現在居住中のマンションを売却して家を購入する時はタイミングが重要です。住宅ローンが残っている場合、完済しないと売却できないため、売却で得たお金を返済に充てます。つまり、購入よりも売却を先に行うことになります(売り先行=「売却編」中参照)。購入と売却のタイミングが合わないと仮住まい先が必要になり、その分の出費が増えてしまいます。
不動産売買にはさまざまなケースがあり、難しい判断が求められる場面が少なくありません。より有利にトラブルなく進めるため、ぜひリブネスにご相談ください。
スムーズな不動産売買のために
買う時・売る時の疑問にお答えします
多額のお金を動かすことになる不動産売買。
初めての方が疑問に感じがちなポイントをご紹介します。
購入編
- 持ち家にはどんな税金がかかりますか?
- 家を購入すると、固定資産税と都市計画税を毎年納めなければなりません。固定資産税は「固定資産税評価額×標準税率(1.4%)」で算出できます。また、都市計画税は「固定資産税評価額×制限税率(0.3%)」で計算します。固定資産税評価額は、固定資産税の納税通知書に記載されています。標準税率や制限税率は市町村により異なる場合がありますので、自治体のウェブサイトなどでご確認ください。
- 住宅ローン控除とはどんな制度ですか?
- 住宅ローンを組んで住宅の新築取得または増改築などをした人を対象とする税金の軽減措置です。住宅ローンの年末残高に応じて所得税額から控除されます。控除率0.7%、控除期間最大13年間、10年以上の住宅ローンで、国土交通省が定める基準を満たした新築省エネ住宅などが対象です。※住宅ローン控除についてはたびたび税制改正が行われるため、最新情報をご確認ください。
- ペアローンで不動産を買うメリット・デメリットは?
- 同居する夫妻や親子で住宅ローンを組むペアローン。メリットは、それぞれが住宅ローン控除と団信の保障を受けられることです。デメリットは借入時の諸費用が倍になることなどです。離婚後は住み続ける方が買い取らねばならず、トラブルになるケースもあります。
売却編
- 家を売却するとどんな費用がかかりますか?
- 仲介手数料…仲介した不動産会社に支払う手数料。取引額400万円超の場合、上限額は「物件価格×3%+6万円+消費税」です。
印紙税…売買契約書に貼付する収入印紙代。物件の金額により異なります。
登記費用…所有権移転のため登録免許税を支払う必要があり、一般的に買主が負担します。司法書士に手続を依頼した場合、報酬も必要です。
- 買い替えの際、売却と購入はどちらが先にするといい?
- 売り先行(売却を先にする方法)と買い先行(購入を先にする方法)、それぞれのメリット・デメリットを考慮して選びましょう。売り先行は売却代金が手元にある状態で購入するので、資金繰りの負担が少なくなります。ただし、住みながら売るため、売りにくさが生じます。一方、買い先行は落ち着いて売却活動ができますが、売れるまでは物件を2つ所有した状態になり、維持費が多くかかります。
- リフォームして売る方がいい?そのまま売る方がいい?
- 個人が住宅を売却する場合、そのまま売却する方が得な場合もあります。リフォーム費用は売却価格に上乗せしづらく、立地はいいのに内装が好みでないなど、買い手を限定してしまう可能性があるからです。ただし、設備が壊れている場合などリフォームが必要な場合もあるので、売却物件の営業担当者とご相談ください。
お問い合わせ
大和ハウス工業株式会社 リブネス事業推進部
フリーダイヤル 0120-413-109
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受付時間:10時~17時30分(土日祝定休)
2024年8月現在の情報です。