大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

策定秘話のご紹介
群馬支店

ミライマチ宣言私たちが創り出したいマチ
全世代が輝く自由な交流のマチ「ワノマチ~ワクワクぐんま~」

魅力いっぱいなのにアピールが苦手

「群馬県って、どんな県?」。ミライマチ宣言の策定は、群馬の魅力と課題を洗い出すところから始まりました。群馬といえば自然豊かで、温泉も豊富。赤城山などの名峰がそびえ立ち、登山やウインタースポーツが盛んです。中核都市の高崎市から東京へは特急で約1時間、高速道路網もはりめぐらされていることから、本社機能を移転する企業や工業団地も多数あります。こんなにも魅力があるのに「アピールが下手なんです」と地域共生推進委員の金子さんは話します。毎年、民間調査による都道府県の魅力度ランキングは下位。人口減少や車がないと不便なところも課題でした。

できない?ならば変えてしまおう!

ミライマチ・リーダーミーティングは2チームに分かれて進行。若手中心の部署・職種混合メンバーで意見を出し合うのですが……どれも今ある技術の延長線上。すると一人のメンバーが「もっと奇抜なアイデアを!毎日お祭りでもいいんじゃない?」。みんなで「なに言ってるんですか」と笑った瞬間から、発想が自由に広がっていきました。「車がないと何もできない?」「ならば変えてしまおう!」。点在する施設を高速ロープウェイでつなごうよ。熱エネルギー仕様AI全自動トゥクトゥクなんてどう? こうして、創りたいミライマチが少しずつ姿を現しました。

人と自然と産業が交流する「ワ」

2チームには共通の想いがありました。キーワードは「交流」です。ミライマチを創るなら、なによりも地域の人との「交流」を深めなくては。そして一緒に、全世代が輝き、自由に「交流」するマチを創っていきたい。群馬には江戸と京都を結ぶ中山道が通り、今なお交通の要衝地としてさまざまな人を受け入れています。住む人も来る人もワクワクできて、輪・環・和に満ちた交流のマチ「ワノマチ」へ。アピールが苦手でも、群馬には人や自然、産業など誇れる魅力がたくさんある。その資源を土台に、群馬らしいミライマチを目指したいと考えました。

小さくて大きな一歩を踏み出しました

群馬は「上毛かるた」という郷土かるた遊びが盛んで、子どもの頃から深い郷土愛が育まれます。メンバーの一人、中島さんは「故郷のために私たちに何ができるんだろう」と楽しみながら未来を想像。王さんは、お客様との打ち合わせで、ミライマチ宣言を描いた絵画のことで話題が広がるように。メンバーに生まれた積極性は、宣言を行動に移すアクションプランづくりにも波及しました。1.自分たちから社外へ行って活動を広める、2.社外の人を社内に招待して活動を広める、二択で投票した結果、「2.社外の人を招待する」ことに決定。地域の人へ想いを発信する「ミライマチ交流会」を開催しました。「この会はミライマチ実現への第一歩。ここからミライマチは始まります」と金子さん。一歩ずつでも確実に、私たちは理想のミライマチへと近づいていきます。

地域の皆さんと一緒に一歩ずつ

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