社員紹介
栗原 陸
RIKU KURIHARA
- 流通店舗事業
- 構造設計
- #新卒
- #2020年入社
- #技術系
- #建築・環境・構造系
設計から施工まで、
誰よりも責任を持つ
構造設計は、建物を介して人々の命を間接的に守る、非常に重要な役割を担っています。竣工後の数十年間、台風や地震などの災害に耐え続けられる建物をつくり上げなければいけません。だからこそ私たちは、設計から施工まで一切気を抜かず、全責任を負っています。設計では意匠性や安全性、経済性などを考慮しながら、構造計算によって柱、梁などの最適な部材形状・性能・配置を導き出しますが、それだけでは不十分です。PC上で数値を出すだけでなく、現場の施工性も考慮して図面を作成します。着工後は現場にも頻繁に出向き、監理業務として配筋検査や、施工協力会社様への説明を行うこともあります。
現場の方々と連携する上で私が気をつけているのは、口頭でやりとりを交わさないことです。私たちが最も避けなければいけないのが、認識のずれによる、施工フローの手戻りです。だからこそ、伝達事項は文面に残し、言葉で伝わりづらい部分は図示しています。些細なことですが、それらを徹底すると、間違いもなくなり、施工がスムーズに進むようになります。設計から施工まで、自分が責任を持ってやり遂げた物件。完成した際は、お客様にも自信を持ってお渡しできます。
困難から逃げない。
できる方法は必ずある
若手の時から責任のある仕事を任せてもらえる社風に惹かれて、大和ハウス工業に入社しました。実際に入社1年目から、大規模な物件を担当する機会に恵まれ、上司・先輩に協力していただきながら、自分で設計・監理業務までやり遂げることができました。今までの仕事で特に思い出深いのは、入社2年目に担当したマンションです。通常は鉄骨でつくることの多い廻り階段を、このマンションではお客様のご要望から、鉄筋コンクリートで施工することになりました。しかし、鉄筋コンクリートの廻り階段は、現場での施工がとても難しく、案の定、職方さんからは「こんなのできっこないよ」と言われてしまいました。
けれども私は「きっとできる方法がある」と、自分なりにやり方を模索し、自ら考えた手法を職方さんに自作した図や紙の模型を使って何度も説明しました。その熱意が伝わったのか、現場の士気は上がり、「やってみよう」と一致団結。無事に、マンションを完成させることができました。でき上がった階段を目の前に、職方さんからは「諦めなくて良かったですね」と笑顔で声をかけていただきました。苦労してつくり上げた階段。その先にあったのは、これ以上ない達成感でした。
1日のスケジュール
9:00
- 出社時間
- 朝礼、メールチェック、ToDoリスト作成
9:30
- 物件対応
- 図面チェック、現場からの質疑対応など
11:45
- 昼食の時間
- 社員食堂や会社周辺にある定食屋へ
12:45
- 設計業務
- 担当物件の構造計算書・構造図の作成
15:30
- 現場監理
- 施工中の現場に出向き、配筋検査・現場打合せ
18:00
- 退勤
- ※フレックスタイム制度を導入しているため
スケジュールは一例です
プライベート
車やバイクのカスタムをしています。休日も、物づくりしています!
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新卒向けエントリー
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