季節を映し、さまざまな表情を見せる京の情景。
たとえば清水寺。この風情の一部になる幸せを心ゆくまで。
四条・祇園
伝統と近代が交差する京の中心
近代的な商業施設が集う四条、昔ながらの町並みも楽しめる京都を代表する繁華街・祇園界隈。「円山公園」の枝垂れ桜や祇園祭、川床など四季を映す情景や風物詩が暮らしに溶け込んでいます。
京都市内で最古の公園「円山公園」には、“祇園の夜桜”と親しまれる樹高12mの見事な枝垂れ桜が、春の到来を告げてくれます。
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コンコンチキチン、コンチキチン…。京都の夏と言えば祇園祭。高温多湿な京の暑さに涼を求める鴨川の川床も夏の風物詩です。
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千本以上の見事なモミジが楽しめる高台寺。季節ごとに夜間特別拝観が実施され、ライトアップされた紅葉が臥龍池に映りこむ様は圧巻です。
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京の年中行事のひとつである南座「吉例顔見世興行」。恒例のまねきが上がると、街はいよいよ年の瀬の慌ただしい気配に満ちます。
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岡崎
荘厳さとアートの競演が愉しめる岡崎
平安神宮をはじめとした多くの神社仏閣が集う岡崎エリア。2016年にリニューアルされた「ロームシアター京都」や「京都市京セラ美術館」、日本初※1の公立公開図書閲覧施設の「京都府立図書館」など文化・芸術ゾーンとしても、連日多くの人で賑わっています。
平安神宮の大鳥居と見事な桜並木が織りなす絶景に酔いしれる岡崎疎水。春限定運航の十石舟に乗り、水上から楽しめます。
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山縣有朋が造営した京都別邸である「無鄰菴」。明治の元勲が愛でた四季折々の庭園を楽しめます。五山の送り火に夏の終わりを感じます。
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京都に秋の深まりを告げる時代祭。維新勤王隊から延暦時代までの1000年を約2時間で見られる時代風俗行列が見どころです。
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岡崎エリアでも年に数回は積雪が見られます。平安神宮の大鳥居や大極殿の朱と純白な雪のコントラストは息をのむ美しさです。
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嵐山
平安時代から愛される観光地
桜や紅葉の名所として平安時代の貴族たちにも好まれた嵐山。四季それぞれの風情で先人たちの目を楽しませてきた渡月橋や世界遺産・天龍寺など、京都の中でも四季の移ろいを色濃く映す風光明媚な場所です。
嵯峨野から亀岡まで、保津川の渓谷美を堪能できるトロッコ列車。特にいくつもの桜のトンネルを見上げる春は圧巻です。
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400mある遊歩道の両側に竹林が続く竹林の小径。見事に育った笹に遮られ、昼間でも陽が届かず、笹すれの音が涼やかに響きます。
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天龍寺・曹源池庭園の紅葉のトンネルの華やかさも、小倉山に佇む常寂光寺の古都らしい侘び寂びも。心に染みる情景が広がります。
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京都市内でも、清らかで静謐な雪景色が広がる嵐山周辺。雪が降る音さえ聞こえそうな静けさと凛とした潔さを感じさせる冬です。
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貴船・鞍馬
多くのパワースポットが集結
市街地とは5度近い気温差があり、夏には涼と川床料理をもとめ、多くの人が訪れる京の奥座敷・貴船。京都最古の神社のひとつである上賀茂神社や下鴨神社など、自然あふれる名所も多くあります。
世界遺産・上賀茂神社は枝垂れ桜「御所桜」や「斎王桜」をはじめとした桜の名所であり、植物園西側の鴨川堤防の遊歩道・半木の道も春には多くの人で賑わいます。
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爽やかな初夏の京都を優雅な行列で彩る葵祭。京都御所から下鴨神社、上賀茂神社へと総勢500名がねり歩きます。下鴨神社で行われる流鏑馬神事も人気です。
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丸窓「悟りの窓」と角窓「迷いの窓」の向こうに広がる紅葉が美しい源光庵や荘厳な原生林が色づく下鴨神社など、風情の異なる秋が愉しめます。
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朱塗りの楼門が雪に映える下鴨神社。建ち並ぶ赤い灯籠と真っ白な雪が幻想的な風情を醸し出す貴船神社では、土日の積雪時はライトアップされ、一層優美に。
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