9:00
のぞみで一路京都へ
多忙な日常から解放され、
OFFモードに移行するための2時間…
週末の愉しみを想う高揚感と
心を空っぽにする穏やかさが共存する
大切な時間。
11:15 京都着
タクシーで約8分(約2.4km)の我が家へ。
「京都」駅から烏丸通を北上し
五条通を東へ。
京都に不慣れな友人に
道案内する時も簡単!
荷物を置いてランチへ。
12:00
すぐお隣の星付き懐石「杦」で昼食
京都に来るたびに訪れる杦。
カウンター越しに店主の
見事な手技を眺める
贅沢な時間―。
味はもちろん、器にまで宿る
京懐石の志と温かなおもてなしに
日常を忘れ、心がふわっと
軽くなるひとときが嬉しい。
杦 -せん- (約50m)
京都市下京区五条通り柳馬場上ル塩竈町379
075-361-8873
昼 12:00~ (火・土・日のみ)
夕 16:00~ (土・日のみ)
夜 18:00~
※完全予約制 木曜 不定休
https://kyoto-sen.com/
14:30
高瀬川沿いを散策
桜の名所としても知られる高瀬川。
四季折々の風情を映す清らかな流れは
京都らしさを存分に感じさせてくれる
とっておきの場所。
川沿いに点在するカフェや
雑貨店を巡るのも楽しみのひとつ。
「京カフェ ひとこえ 多奈加」でティーブレイク
京町家の引き戸を開けると、
高瀬川に面した
圧巻の開放的な空間が。
のんびりテラス席で味わう
和スイーツに舌鼓。
喧騒とはかけ離れた
穏やかな時間に癒されます。
京カフェ ひとこえ 多奈加(約680m)
京都市下京区西木屋町通り松原上ル454
070-5664-2357 10:00~19:00 木曜定休
http://hitokoe-kyoto.co.jp/menu.html
お友だちへのお土産は「よーじや」で
“よーじやのあぶらとり紙を買ってきて”と友人からリクエスト。
100年以上の歴史を誇るここのあぶらとり紙はお土産にも
喜ばれるので、京都に来るたびに買ってしまう。
よーじや祇園本店(約1,200m)
京都市東山区祇園四条花見小路東北角
075-541-0177 11:00~19:00 無休
http://www.yojiya.co.jp/
夕食まで八坂神社にお参り
八坂の塔で有名な法観寺を
参ってから「祇園さん」へ。
今まで本殿しかお参りしたことが
なかったけれど、八坂神社の中には
22ものお社やご祭神があると知り、
すべてを拝観したいと
京都へ来るたびに訪れるように。
少し京都の本質にふれられた気分。
18:00
花見小路で夕食
はんなり、艶やかな京の夜。
石畳の美しい通りの両側には
お茶屋さんや料亭が建ち並び
犬矢来のある祇園情緒あふれる
情景に心躍る。
祇園天ぷら ころも
京野菜や京都の海の幸など、旬の食材を
料理長が一つ一つ説明しながら
揚げたてを供してくれる「ころも」さん。
米油と米粉なので、カリッとした味わい。
季節ごとにラインナップも変える
厳選された日本酒のペアリングはもちろん、
シャンパンと天ぷらのマリアージュなど、
ここでしか出会えない
味のシンフォニーを堪能。
祇園天ぷら ころも(約1,800m)
京都市東山区祇園町南側570-8
11:30~15:00 17:00~22:00 火曜定休
https://www.gionkoromo.com/
20:30
期間限定の夜間拝観の清水寺
年3回、夜間拝観が開催される清水寺。
行事やイベントの時はホテルが取れず、
なかなか訪れる機会がなかったけど、
今は思い立ったら出かけられる。
幻想的なんて言葉では言い表せないほどの
圧倒的な美しさに包まれた至福のひととき。
1日の締めくくりは京の地酒で
清水寺からはタクシーですぐ
(約7分・940円)。
21時半の閉門時間までしっかり拝観しても、
22時前にはわが家へ到着。
部屋着に着替えたら、お気に入りのソファで
ゆったり京都のお酒を愉しむふたりの時間。
7:30
鴨川沿いをウォーキング
普段は朝あまり強くないけど、
鴨川沿いのウォーキングで
心もカラダもスッキリスタート!
高い建物がないので、
空の大きさに感動。
8:30
ホテル京の森有隣舎Bakery&Dining603でモーニング
緑に覆われた建物の中は、
木と漆喰の温かみある
居心地のいい空間。
ベーコンやスモークハムなども
自家製のここでしか味わえない
天然酵母パンがいっぱい。
9種類もあるベーグルと
薫り高い珈琲で1日分の
パワーをチャージ!
ホテル京の森有隣舎
Bakery&Dining603(約330m)
京都市下京区万寿寺通御幸町西入堅田町603番地
075-746-7906
8:00~売り切れまで
https://www.instagram.com/mamoru_yurinsha?igshid=1gi8t2aipevv3
一旦帰宅して、着替えたら
タクシーで一路、岡崎エリアへ。
京都市京セラ美術館までは
タクシーで約10分(1,660円)。
京都の中心、「田の字」内なので
どこへ行くのも便利!
10:30
2020年にリニューアルした
京都市京セラ美術館へ
登録有形文化財でもある
瀟洒な外観は
1933年の開館時のままながら、
ガラス天井を張った吹き抜けの
「光の広間」や新館「東山キューブ」が
新設された注目の美術館。
平安神宮
以前、時代祭を見学に来たことは
あったものの、その時は、平安神宮を
お参りすることができなかったので、
改めて参拝。
枝垂れ桜、杜若、花菖蒲、紅葉…
四季を色濃く映す荘厳さに
次の季節も、ぜひ来たくなる場所。
12:30
岡崎 cenciでゆったりとランチタイム
数々の受賞歴を持つ
オーナーシェフの気遣いが
隅々にまで行き届いている
イタリアン「cenci」でランチ。
イタリアンをベースにした
独創的な料理と器やインテリア、
店のムードにまで
おもてなしの心が満ちた
お気に入りの名店。
cenci(約4,000m)
京都市左京区聖護院
円頓美町44-7
075-708-5307
12:00~15:00 (L.O.12:30)
18:00~21:30 (L.O.18:30)
月曜定休 火曜・日曜不定休
https://cenci-kyoto.com/
Owner Chef
坂本 健氏
1975年京都生まれ。
京都の老舗イタリアン「イル・パッパラルド」で修行後、
笹島シェフの独立に伴い「イル・ギオットーネ」に移籍。
2014年「cenci」をオープン。
14:30
南座で歌舞伎鑑賞
京都の年中行事、南座の「吉例顔見世興行」は
一度は鑑賞しておきたい公演。
銀座の歌舞伎座より小さな劇場なので、
趣も異なり、印象の違いがおもしろい。
また、東京でチケットが
取れなかったミュージカルも
京都劇場で観ることができて、
京都に拠点を持つメリットを
こんなところでも実感。
荷物をピックアップしたら、そのまま「京都」駅へ
五条通りはタクシーも多いので、スムーズ
18:00
週末京都を堪能してのぞみで東京へ
着替えや靴も京都の家に置いてあるので、
身軽に行き来できるし、
思い立ったら新幹線に飛び乗って、
訪れることも。
時間に縛られず、素の京都を愉しめる
こんな週末が、
また明日からの多忙な毎日を
支えてくれる。