TWO-WAY TOPICS
現在・未来と対話するテクノギャラリー
TECHNO GALLERY GUIDE
第2回 暮らしを守る 超・工業化住宅
総技研の見学施設内「テクノギャラリー」から、今回はMESSAGE ZONEの見どころをご紹介。見学をより楽しめるよう、総技研を予習してみましょう。
社会課題の解決に向けた研究開発について、研究員が思い描く「未来技術へのメッセージ」を映像や模型で伝えるエリアです。
- ※1 BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)。3次元のデジタルモデルに、コストや仕上げなどの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施工、維持管理において、情報活用を行うためのソリューション。
- ※2 コンピューターと接続されたデジタル工作機械によってデジタルデータを基に成形する技術。
技術開発研究員の想い
住宅には、取りまく地球環境、ライフスタイルや価値観の変化など、解決すべき課題が数多くあります。現在、全てを解決する住宅は存在しません。一歩一歩課題を解決し、少しでも社会や街、人のために役立つ住宅を開発することが我々の使命であり、喜びです。
CSR/総技研の地域共生活動
発展途上国の子どもたちへ 「ランドセル」と「絵本」を届ける活動
総技研では、アジアなどの発展途上国に暮らす子どもたちへの支援活動を行っています。
ひとつめは「ランドセルの寄付活動」です。日本では不用品となってしまったものでも、海外には必要としてくれる人がいます。ランドセルも、そのひとつです。ランドセルというと小学生の頃の思い出としてなかなか捨てがたいものですが、寄付することにより海外の子どもたちのもとで、また新たな役割が生まれます。
そこで総技研では、研究員の家庭で6年間の役目を終えて眠っているランドセルを集め、フィリピンやタイの子どもたちに寄付する活動に参加しました。新たな場所で子どもたちのために大いに活躍してくれることでしょう。
ふたつめは「絵本を届ける運動」です。海外では、教育を受けることのできない子どもたちがたくさんいます。学ぶ機会のないまま大人になると、安定した仕事につくことができず、貧困へとつながります。絵本と出会うことで、子どもたちにたくさんの学びが生まれます。
総技研では、アジアの国々の言葉に翻訳されたシールを日本の絵本に貼り、その絵本をミャンマーやカンボジアの子どもたちに届ける運動に参加しました。「はらぺこあおむし」など日本でも有名な絵本を選び、各家庭で作業を行いました。研究員も自身の子どもと共にこの活動を行うことで、情操教育にもつながったのではないかと思います。
今後も継続的に、私たちにできる海外支援活動を実施していきます。
大和ハウス工業
総合技術研究所
DAIWA HOUSE INDUSTRY
CENTRAL RESEARCH LABORATORY
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