厚生労働省は、2013年2月末時点の医療施設動態調査の結果を発表した。それによると、一般病院の施設数は前月末と変わらずの7491施設だった。内訳では、精神科病院は1071施設で、結核療養所も1施設、病院総数も8563施設といずれも増減なしだった。一般病院のうち療養病床を有する病院は1施設減少し3884施設だった。
病院の病床総数は157万7198床(前月末比333床減)で、病床種別では一般病床が172床減の89万8057床、療養病床は29床減の32万8534床だった。また、精神病床は105床減の34万1747床、結核病床は29床減の7055床、感染症病床は2床増の1805床。
一般診療所は10万180施設(同16施設増)で、そのうち無床診療所は9万734施設(同41施設増)。有床診療所は9446施設(同25施設減)で、病床数は12万3947床(同269床減)となった。このうち療養病床を有するのは1278施設(同4施設減)で、病床は1万3022床(同53床減)になった。歯科診療所は6万8462施設(同21施設増)。
開設者別では、医療法人が5718施設・85万3408床、国(独立行政法人国立病院機構)が144施設・5万5398床、都道府県が216施設・5万7905床、市町村が671施設・14万4456床、厚生連が110施設・3万5193床、済生会が80施設・2万2308床、社会福祉法人が187施設・3万3199床などとなっている。