2012年10月における病院全体の1日平均在院患者数は、前月比1021人減の127万3844人、一般病床の平均在院日数は前月比0.9日減の16.9日となった。
病床種別で見た1日平均の在院患者数では、一般病床が67万2762人(前月比2389人増)のほか、療養病床が29万5582人(同1577人減)のうち介護療養病床は6万5131人(同689人減)、精神病床は30万3011人(同1673人減)。結核病床は58人減少して2450人となった。
診療所における療養病床の1日平均在院患者数は8690人(同180人減)、そのうち介護療養病床は3239人(同52人減)。病院の1日平均外来患者数は145万9367人(同11万8826人増)だった。
各病床を合計した病院全体の平均在院日数は前月から1.8日減の30.1日だった。病床種別では、一般病床は16.9日(同0.9日減)、療養病床は168.8日(同13.5日減)、そのうち介護療養病床は302.3日(同25.1日減)、精神病床は282.1日(同15.9日減)、結核病床は68.1日(同5.3日減)だった。さらに有床診療所の療養病床は104.3日(同7.3日減)で、そのうち介護療養病床は103.6日(同5.7日減)であった。
また、10月末時点での病院病床利用率は80.7%で、前月から2.4ポイント増加した。病床種別では、一般病床が75.2%(同4.3ポイント増)、療養病床89.5%(同0.1ポイント増)、介護療養病床93.5%(0.3ポイント増)、精神病床88.0%(同0.4ポイント減)、結核病床34.5%(同0.3ポイント増)。診療所の療養病床は64.4%(同1.0ポイント減)、うち介護療養病床は75.7%(同0.9ポイント減)だった。