厚生労働省は、9月末時点の医療施設動態調査の結果を発表した。それによると、一般病院の施設数は前月末から4施設減少した7493施設だった。内訳では、精神科病院は増減なしの1071施設、結核療養所も1施設で増減なし。病院総数は4施設の減少で8565施設。一般病院のうち療養病床を有する病院は1施設減少して3892施設だった。
病院の病床総数は157万8254床(前月末比565床減)で、病床種別では一般病床が400床減の89万8166床、療養病床は156床増の32万8888床だった。また、精神病床は229床減の34万2194床、結核病床は92床減の7208床、感染症病床は増減なしの1798床となった。
一般診療所は10万151施設(同86施設増)で、そのうち無床診療所は9万555施設(同100施設増)。有床診療所は9596施設(同14施設減)で、病床数は12万6078床(同428床減)となった。このうち療養病床を有するのは1308施設(同5施設減)で、病床は1万3308床(同54床減)になった。歯科診療所は6万8471施設(同32施設増)。
また開設者別では、医療法人が5706施設・85万2103床、国(独立行政法人国立病院機構)が144施設・5万5579床、都道府県が216施設・5万7956床、市町村が673施設・14万4822床、厚生連が110施設・3万5255床、済生会が81施設・2万2420床、社会福祉法人が187施設・3万3236床などとなっている。