大和ハウス工業株式会社

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ケーススタディ、エリーパワー株式会社様のご紹介。

ケーススタディ

CASE1

エリーパワー株式会社様(東京都品川区)

 

技術進化と質の高い量産化を実現する
将来に向けた事業拡大の核となる拠点を整備。

川崎第一工場(右)と第二工場(左)

 第一工場第二工場
建設地神奈川県川崎市
建物用途製造工場
敷地面積20,917.15m2(6,327.43坪)
延床面積4,784m2(1,447.16坪)18,000m2(5,445坪)
竣工平成22年3月平成24年5月
建物概要2階建て3階建て

最新の設備を備えたフルオートメーション工場

大型のリチウムイオン電池及び蓄電システムの開発・製造・販売を行う企業として、平成18年9月に創業されたエリーパワー株式会社様。『リチウムイオン電池の性能や利便性を高め、エネルギー産業の一つとして広く普及させる』ため、大型リチウムイオン電池の普及を進めておられます。

電力の需給バランスを最適化するには蓄電池の活用が有効とされており、蓄電池はいま、住宅用・産業用ともに災害時対策やピークシフト、ピークカットなど、さまざまなシーンで普及の拡大期にあります。エリーパワー様では、平成21年に滋賀県大津市にリチウムイオン電池における製品性能のさらなる向上のため、最先端の研究設備を導入した技術開発センターを新設。技術開発力の強化と次世代蓄電池開発を進めてこられました。

蓄電システム全てに搭載している「大型リチウムイオン電池セル」は、何よりもまず「安全性」を最優先に開発を進めておられ、製造の全ては自社施設である神奈川県川崎市の「川崎工場」で行われています。平成22年リチウムイオン電池の量産化を目的に、年産20万セルの川崎第一工場を稼働。平成24年には、完全自動化を目指した年産100万セルの川崎第二工場を稼働されました。特に第二工場では、製品の品質維持のため、内部には製薬工場などで基準とされる気密性に優れた空間が作られ、材料の調合から製品の組立、検査、包装までの製造工程をフルオートメーションで行っています。その全工程は一元管理されており、最小限の人員で操業できるのが大きな特徴です。

大和ハウス工業では、エリーパワー様の開発・製造体制を支えている施設について建設のお手伝いをさせていただきました。

エリーパワー様 製品ラインナップ

ELIIY ONE(エリーワン)

ポータブル蓄電システム(蓄電容量155Wh)

POWER YIILE 3(パワーイレ・スリー)

室内用可搬型蓄電システム(蓄電容量2.5kWh)

POWER iE 6(パワーイエ・シックス)

住宅用定置型蓄電システム(蓄電容量6.2kWh)

POWER iE6 HYBRID
(パワーイエ・シックス・ハイブリッド)

太陽光/蓄電ハイブリッドシステム
(蓄電容量6.2kWh)

Power Storager 10
(パワーストレージャー・テン)

汎用性産業用蓄電システム
(蓄電容量15~60kWhクラス)

製造されるリチウムイオン電池

モノづくりの品質と進化を支える、満足のいく拠点となりました。

エリーパワー株式会社 代表取締役社長 吉田 博一様

モノづくりにおいて、進化なくして未来はありません。私たちエリーパワーのリチウムイオン電池は、創業からの10年間で、実に12段階もの進化を遂げてきました。その“進化”を支えているのが、技術開発センターであり、製造拠点である川崎市の2工場なのです。
大和ハウス工業さんに建設をお願いしましたが、特に工場については、全自動化によって製品の品質を高いレベルで安定させるため、さまざまな面において多くの要望を挙げさせていただきました。その一つひとつにていねいに対応していただき、とても満足のいく施設になったと実感しています。

 
豊富なノウハウと技術で、最適なシステム構築をバックアップします。
製造工場や研究所などさまざまな専門分野においても数多くの施工実績を誇り、幅広いご要望にお応えします。
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