はじめての家づくり、なにから始めたらいいの?
そんな方に知ってほしい家づくりの情報を
これまで取り上げてきましたが、
最終回の第6条は、家を建てた後、
先々に備えてチェックすべき3つのポイントをご紹介します。
第6条 入居後の税金・保証・住まい方
~ 建てた後のことも先に考える ~
家は、建てて終わりではありません。
メンテナンスしたり、税金を払ったり、建ててからも手をかけて大切に守っていく資産なのです。
だからこそ、将来のことも建てる前から考えておきましょう。
ローンの返済計画や依頼する会社選びにもかかわる重要なポイントです。
先々に備えてチェックすべき3つのポイント
ようやく家が完成して引っ越したら、家づくりも一段落。と、思われるかもしれませんが、家を建てることはゴールではなくスタートです。家の生涯や家計のやりくりについても考えておきましょう。チェックすべきポイントは3つあります。
① 家の税金
家を建てると、さまざまな税金がかかります。一回きりのものもあれば、毎年払うものもあります。おおまかな内容を把握して、資金計画や家計の中に組み込んでおきましょう。
② 家の保証
住宅のアフターサポートについて「10年保証」という言葉を聞いたことはありますか?実は10年というのは、新築住宅の瑕疵(欠陥)に対して事業者が責任を負うよう、法律で決められた期間なのです。
③ 将来の住まい方
この先いつか、家族構成やライフスタイルが変化して、リフォームしたり売却することがあるかもしれません。どんな選択肢があるのか、漠然とでも結構ですので頭に入れておきましょう。
① 家の税金
建てるとき&入居後にかかる税金を見込んでおく
家づくりの費用で忘れてはならないのが税金です。大きく分けて「家を建てるとき」と「入居後もずっと」払う税金があります。
建てるときは?
登録免許税など家づくりの「諸費用」として住宅会社が見積もってくれる税金もありますが、自分で申請したり納付するものもあるので、お金の準備を怠りなきように。
入居後は?
固定資産税などの毎年納める税金は、必要な経費として家計に見込んでおきましょう。
戻ってくる?
住宅ローン控除や特例など、税金が戻ってきたり安くなる制度もありますので上手に活用してください。
② 家の保証
家の保証期間や内容を確かめておく
家の保証は法律で定められたラインを守れば、期間や内容については会社によって自由に決められるようになっています。「10年間の保証」とうたっていても、それは最低限の内容かも!?中身をよく見極めて、安心して長く付き合える会社を選びましょう。
もし家に欠陥があったら?
新築住宅は、特に重要な部分である「構造耐力上主要な部分および雨水の浸入を防止する部分」に瑕疵(欠陥)があった場合、引き渡しから10年間、事業者が瑕疵担保責任を負う(補修したり、瑕疵によって生じた損害を賠償する)ように法律で定められています。
もしダイワハウスなら?
ダイワハウスでは、家の資産価値を保つ点検・保証プログラムをご用意しています。「構造耐力上主要な部分」の20年保証をはじめ、業界トップクラスの初期保証を行うとともに、その後もプロの目による点検・メンテナンスを定期的に実施することで保証期間を延長できます。
③ 将来の住まい方
住み続ける・売る・貸す 将来のことも考えておく
将来、たとえば定年や子どもの独立をきっかけに、住み方をあらためて考える機会がやってきます。住み続けるにしろ、売却するにしろ、カギになるのが持ち家の資産価値です。耐久性の高い家を建てればリフォームして住み続けることもできますし、きちんとメンテナンスすれば売却したり貸すときの評価につながります。家の資産価値を長く維持して、将来の住まい方の選択肢を広げておきましょう。
ベストパートナーと出会い素敵な家づくりをはじめましょう
家づくりは、既製品を買うのではなく、住む人が主体性を持って一からつくりあげていくものです。これまで全6回にわたってご紹介してきたお話は、その基礎知識になる情報です。家づくりをはじめる前に少しでも知識を身につけておけば、より良い依頼先を見分けることも、より深い提案を引き出すこともできるでしょう。
そうして家を建てる人自らが主体的に取り組めば、請け負う側もプロとして負けないようにベストを尽くします。その結果、満足のいく家ができれば、家づくりに関わったみんながHAPPYになって、それぞれの心の中に一生残る良い体験になるはずです。
どうか皆さまがベストパートナーと呼べる会社や担当者と出会い、素敵な家づくりをはじめられますように。私たちダイワハウスも心より応援しています。
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