自家発電のエネルギーで日々の消費電力をまかなえる、快適でエコな住まい。
地球・健康・家計など多方面にやさしいZEHの仕組みとは?
ZEH(ゼッチ)とは「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」の略称で、エネルギー収支がゼロの家という意味。空調や照明、給湯などで使用するエネルギーを、自宅でつくったエネルギーでまかないます。住宅の高断熱化や省エネ機器の導入により生活で消費する一次エネルギーの量を減らすとともに、太陽光発電などでエネルギーをつくることで、地球上の限りある資源の消費を抑え、二酸化炭素の排出量削減に貢献します。
私たちの生活に直結するメリットもあります。省エネ・創エネで光熱費を節約できるだけでなく、発電した電気が余れば、蓄電池に貯めて再利用したり、電力会社に売って収入が見込めたりすることも。また、高断熱仕様によって、夏は涼しく、冬は暖かく室温を保ち、わずかな空調で快適に過ごせます。温度差が少ないため、ヒートショックなどの健康面のリスクを低減。経済的かつ健康的な生活ができることがZEHの魅力です。
さらに、ZEH水準省エネ住宅は資金計画でも有利。住宅ローン控除の対象となる限度額が一般の住宅よりも高く設定されています。2024年からは対象となる年末残高限度額が引き下げられるため、2023年までの建築・入居を検討してみませんか。
ZEHとは?
省エネと創エネで、年間の一次エネルギー消費量の収支がおおむねゼロ以下となる住宅のことです。
ZEH認定のための3つのPOINT
ZEHの認定基準は従来の省エネ住宅よりも厳しく設けられています。
基準を満たすためのPOINTをご紹介します。
高性能断熱材や高断熱サッシで家全体を覆い、建材の接合部を気密ボードでふさいで密閉性を高めることで、熱が逃げにくく、入りにくい構造にします。
※上記イラストは断熱のイメージです。断熱箇所については担当者にお尋ねください。
省エネ機器を導入し、一次エネルギーの消費量を省エネ基準よりも20%以上削減。(1)空調(2)照明(3)給湯(4)換気の4つはZEH基準値を満たす機器を使用する必要があります。
太陽光発電システムなどの再生可能エネルギーを導入し、消費するエネルギーをまかないます。さらに蓄電池を導入すれば、つくったエネルギーを貯めて再利用できます。
ZEH水準省エネ住宅のローン控除
ZEH水準と認められた住宅では一般の住宅よりもローン控除の限度額が高く設定されています。
2024年からはどの住宅においても限度額が引き下げられる予定です。
- ※1断熱等性能等級(断熱等級)5かつ一次エネルギー消費量等級(一次エネ等級)6の性能を有する住宅が該当し、住宅ローン控除申請手続き(入居年分の所得税の確定申告)では、これらを証明する書類等の提出が求められる予定です。
- ※2令和5年(2023年)12月31日までに建築確認を受ける住宅、または、登記簿上の建築日付が令和6年(2024年)6月30日以前の住宅について適用
2022年6月現在の情報となります。