協働事例のご紹介
山梨支店
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アクションプラン(行動計画) - 木を育てる
「Endless Forest」森林整備
山梨支店のある甲府市は周囲360度に山々が連なり、富士山、北岳、奥穂高岳と並ぶ間ノ岳という山岳標高1、2、3位の山が見渡せます。社員にとっても身近な山の風景を守るため、ミライマチ宣言「すべてが輝き循環するようなマチ」を目指すアクションプランとして、北杜市で森林整備を行いました。業務で交流のある北杜市役所からお声がけいただいたことがきっかけとなり、大和ハウスグループ環境行動計画「エンドレス グリーン プログラム2026」の目標の一つである「生物多様性損失ゼロ」への挑戦にもつながると考えました。
2024年1月、北杜市と当支店、造林会社で森林整備の協定を締結。「大和ハウス工業(株)Endless Forest」として森林1.05haの地ごしらえや植栽、下刈等を年に数回行う計画を立てました。
3月には造林会社の指導のもと、カラマツ、ヤマザクラ、クリの苗木を植栽。70名弱の支店から23名の社員が自主的に参加しました。急斜面での植栽は想像以上の大変さでしたが、参加者は生き生きと楽しみながら作業し、終了後は爽やかな達成感を味わいました。
北杜市産業観光部 参事の田中 伸様は「市の面積は東京23区ほどあり、8割が森林。山を守る担い手が減る中、森を一緒に育ててくれる企業の協力は非常にありがたく、長くこの活動に取り組んでいただけるよう期待しています」とお話しくださいました。持続可能な山づくりに取り組む有限会社藤原造林の藤原 正志様は「森林の整備事業に企業が参画いただくことは市のPRにつながり、林業の業界にもポジティブな影響を与えてくれます」とお喜びいただきました。
森林整備は、森を育て、水を育て、命を循環させる取り組みです。ミライマチ宣言の「循環」を担う活動として継続し、山の景色が変わっていく未来を見届けたいと思います。