ミッション
MISSION
大和ハウス工業のリソースを存分に活用して、
SDGs達成に向けた新しい企画を提案せよ!
- 条件(1) SDGs実現に向けたさまざまな取り組みに学び、自分たちが実現したい未来を大胆に描くこと
- 条件(2) 自分が担当となった事業部だけでなく、会社全体の取り組みやリソースを探求し、その可能性を最大化すること
- 条件(3) SDGs17のゴールからなんらかの目標を設定し、その実現に寄与するリアリティある企画を創造すること
全体スケジュール
学生によるプレゼンテーション
流通店舗事業部へのプレゼンテーション
「資産より人命を」
人口を分散させることで、災害(水害)に強いまちづくりを行う提案。大和ハウス工業のリソースである多様なセクター(戸建、マンション、物流、商業施設など)と、そのナレッジを生かして、まちそのものをつくる。すでに密集している地域には住宅を建てずに商業施設に切り替えるなどの工夫をすることで、「分散」「密集」を考慮したまちをつくっていく。
社員からの講評
短期間でこれだけの提案ができるのはすごいと感心した。当社社長の芳井も、安全に優先されるものはないと常々言っている。工事・開発・運営においても、人命の安全を第一に考えていきたい。まさに人が第一の資産であることを肝に銘じたい。
集合住宅事業部へのプレゼンテーション
「共創するコンセプトハウス」
(1)大学の授業で「未来の家」をテーマに学生たちのアイデアを集め、それをもとに多様なコンセプトハウスづくりを行っていく。(2)マンションの空いている部屋などをデータベース化して、空いている家があれば滞在できるようにすることで、コンセプトハウス同士の連携を強めていくことができる。
社員からの講評
空いている家の使い方は、民泊やシェアハウスなどいろいろあるが、具体的な連携のイメージについて視点を絞り込んでいた点が良かった。学校との共創は良い考えなので、これから取り組んでいければと思っている。
経営企画部へのプレゼンテーション
「だいわこいん」
感謝と思いやりを可視化するためにコインをやりとりする仕組みを提案。アプリに登録すると「だいわこいん」がもらえる。コインは誰かの家に泊まったときに、感謝の気持ちとして贈ることができる。コインを与え合う関係性を構築することで、感謝と思いやりに基づく大和経済圏を目指していく。
社員からの講評
動きがあって生き生きしながら準備されていたのが印象的だった。感謝と思いやりで成り立つ「大和経済圏」。これからの時代、こういったことがものすごく重要であると考えている。大いに参考にしたい。
マンション事業部へのプレゼンテーション
「あいあふれるマンション」
子どもから高齢者までの住民と企業とのコミュニケーションを促進していくマンションの提案。1階を共用スペースとして図書館、カフェや食堂、学童保育、フリースペースを設け、住民たち同士の関わりを増やすための場所にする。セキュリティ面は、エレベーターで住民しか上がれない設計で担保する。また、エレベーターに乗った際にサーモグラフィーを活用して健康状態をモニタリングできるようにし、住民の健康管理も行う。
社員からの講評
発表の中のいくつかはすでに考えているものでもあったが、皆さんのフレッシュなアイデアに刺激を受けたので、これから「あい(愛・AI)」のあふれるマンションをつくっていきたい。
環境エネルギー事業部へのプレゼンテーション
「空き家からエネルギーを」
空き家に太陽光パネルを設置する提案。空き家に設置することで、太陽光パネルのために新たに用地を設ける必要がなくなる。「空き家のリノベーション」とすることができ、公的補助が下りやすく、行政との連携がしやすくなる。
社員からの講評
空き家や団地の再生は取り組もうとしていた。今使えていないものを使うという発想は良いと思った。環境エネルギー事業部を、さまざまな事業部と連携して問題を解決していく横串となるような事業部にしていきたい。
建築事業部へのプレゼンテーション
「SDGsを牽引するプロ集団へ」
SDGsについての知識を大和ハウス工業の全社員に浸透させていく仕組みの提案。専門的知識のデータベースを作成し、専門性を上げていく。SDGs教材の作成と展開により、全社員の底上げを行う。社内での交流会を設定し、横断的なプロジェクトを生みやすくする。
社員からの講評
2日間で自分自身もSDGsについて考える機会となった。実際につくってみて水平展開していけたらと思っている。。