白瀬南極探検記念館
命がけで夢を実現!
探検隊の挑戦に胸を打たれる
秋田県金浦村(現にかほ市)に生まれ、子どもの頃から探険に憧れ続けて、新聞紙上で公募された南極探検隊に44歳で応募。51歳で日本人初の南極点到達を果たした明治の偉人・白瀬矗。
「白瀬南極探検隊記念館」は、彼と彼の夢に共感した30人の仲間が南極点到達を目指した軌跡を記録したミュージアムだ。同時期に南極へ向かった、外国の探検隊との到達レースの模様を再現するなど、探険の臨場感を感じさせる展示も見応えがある。
命をかけて夢に向かい、仲間を信頼して助け合った探検隊。来館者は、挑戦者たちの純粋な生き様を垣間みることで、その人間的な魅力に感動を覚えることだろう。
rakra2008年9月号掲載
2008年8月頃撮影
白瀬南極探検記念館
秋田県にかほ市黒川字岩潟15-3
TEL 0184-38-3765
開館時間/3月~10月 9:00~17:00、11月~2月 9:00~16:00(入館は30分前まで)
休館日/月曜(祝日の場合は翌日)
入館料/300円
ロイヤルシティ八幡平リゾートより約190.5km
南極探検隊の偉業のほかに、南極の魅力も紹介している。オーロラドームでは南極と北極のオーロラを同時上映。探検隊の展示を見る前に、オーロラ観光を楽しんでみては?