大和ハウス工業株式会社

DaiwaHouse

社員紹介

伊藤 凱地 ※2022年時点

GAICHI ITO

  • 住宅事業
  • 住宅設計
  • #新卒
  • #2019年入社
  • #技術系
  • #建築・環境・構造系

生きた声が、生きた家を建てる

お引き渡しの瞬間まで、
寄り添う

大学では住宅設計を中心に、まちづくりや都市計画の分野を専攻しており、学んだことを活かしたいと考え、建築系の企業に狙いを定めて就職活動を行っていました。その中でも大和ハウス工業を選んだ理由は、事業領域の幅広さです。戸建住宅だけでなく、賃貸住宅や商業施設、オフィスビル、物流施設、工場に至るまであらゆる建築物に携わっているこの会社なら、設計士としての可能性も、世界観も、広げていけると感じました。現在、私が手掛けているのは、戸建住宅の設計です。設計は大きく二つの業務に分かれており、一つはお客様のご要望を反映し、家づくりの方向性を示す「基本設計」です。

もう一つが、より詳細な図面を作成し、実際に工事ができるレベルまで落とし込む「実施設計」です。私は「実施設計」の担当として、お客様と何度も打ち合わせを行い、外装・内装をはじめ、壁紙やキッチン、照明などの仕様を細部にわたってすり合わせていきます。図面の作成が済んだら終わり、という仕事ではありません。営業やインテリアコーディネーター、施工管理、部材の生産部門など、さまざまな部門と連携しながら、お引き渡しをするところまで、住まいづくりに一貫して寄り添うことができるので、大きなやりがいを感じられます。

一つひとつの言葉に
耳を傾ける

私にとって印象的な仕事は、入社3年目の夏に担当した20代の若いご夫婦の物件です。外観はもちろん、吹き抜けの採り入れや、キッチンブランドのご指定、ペットのためにキャットウォークの設置など、とてもこだわりの強いお客様でした。ご要望をできる限り叶えられるように進めていたのですが、施工の途中で「壁紙がイメージと違う」と、ご指摘を受けることがありました。原因は、私のコミュニケーション不足で、詳細までお客様の想いを汲み取れていなかったことです。改めてお話を伺い、貼り替えることでご納得いただいたのですが、その経験から、よりお客様の声に耳を傾け、本当に求めているものを形にできるように強く意識するようになりました。

少しずつ信頼を回復しながら、最終的にお引き渡しが完了したのは翌年の春先でした。「伊藤さんのおかげで新しい生活を楽しめています」と、猫ちゃんの動画とともに感謝の言葉をいただいた時には、すべてが報われた気持ちになりました。今後は、基本設計を担当するポジジョンを目指しながら、店舗や病院と併用する住宅の設計など、より複雑な物件を手掛けていきたいと思っています。学ぶべきことは多いですが、どんな物件でも、お客様の一つひとつの言葉に耳を傾けていく姿勢は変わりません。膝を突き合わせ、生の声を聞いていくこと、それが、お客様の生活を豊かにし、一緒に人生を歩んでいく生きた家づくりにつながると信じています。

1日のスケジュール

8:45

出社
メールチェック、ToDo確認

9:15

午前の予定①
週1回ある住宅設計の会議で、
各物件の工程や周知内容の確認

10:00

午前の予定②
申請図面やお客様提案用の必要資料の作成

12:00

昼食の時間
社内でお弁当

13:00

午後の予定①
部材確定に向けて、担当からの質疑に対応

18:00

午後の予定②
工事担当、営業担当と着工前の打合せ

19:00

退勤

  • ※フレックスタイム制度を導入しているため
    スケジュールは一例です

プライベート

趣味は妻との食べ歩き。最近美味しかったのは、ふわふわなかき氷。私は、いちご味専門です(笑)

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