DESIGN・DESIGNER
京都を継承する。
洛北の山々を望む、二層のビューラウンジ兼パーティールーム。
VIEW LOUNGE & PARTY ROOM
眼前に京都洛北の山々が広がる、4Fと5Fの二層空間を活かしたビューラウンジ兼パーティールーム。
竹林をデザインモチーフとした空間では、葉が生い茂る竹林独自の陰影を和紙やタイルなどで表現。
4Fの墨絵で竹林を描いた襖の裏にはキッチンも設けており、住まわれる方同士やお客様との社交場としてもご利用いただけます。
この庭を歩くたび、言葉にならない歓びが込みあがる。
PLANTING DESIGN
敷地面積約21,600㎡に創出する、個性豊かな七つの庭園。
京都の庭園文化の美と技の継承を実現するべく、約21,600㎡の敷地内には自然と生物たちの息づかいを感じる、七つの庭を作庭。松ケ崎の地名にも所縁あるアカマツ並木を設けた西側沿道の「豊松の庭」、地域に愛されてきた桜並木を再整備した北側沿道の「桜花の庭」や南側沿道の「風花の庭」などが、街並みに美しい四季を届けます。また、セキュリティライン内には、住まう方が自由に散策できる「季織の庭」「石詠の庭」「月歌の庭」「水明の庭」などを配し、美しい庭園レジデンスを創出します。
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京都のこころを、この庭園レジデンスに捧ぐ。
松ケ崎の表情豊かな自然の風景に映える、
レジデンスとしての礼節。
高野川と賀茂川に挟まれた虎の背山の山麓に広がる松ケ崎。雄大に描かれた、地上5階建・総394邸のファサードデザインには、悠久の歴史と自然、そして人の営みが溶け合う街と、いつまでも寄り添っていけるような味わい深い佇まいを求めました。敷地を囲む豊かな樹々と、その緑に映える色調のタイルが美しい景観を描き、時とともに深みをだす京都庭園レジデンスを創りだします。
「匠」紹介
庭と空間デザインの匠による、伝統と先端のユニゾン。
GARDEN DESIGN
植芳造園
Ueyoshi Landscape
京都を中心に、寺社仏閣をはじめ、リゾート、集合住宅、個人邸などの庭づくりを手掛ける創業200年の造園会社「植芳造園」が、敷地中央部にある中庭「季織の庭」やメインアプローチなどの外構デザインを監修。ひとつとして同じ形のない樹木や石などの「素材の美」と、必然性のなかに安定した世界を生み出す「構成の美」を追求。時代が求める「美の世界」を技法や技巧に囚われず、新しい様式美を創造する。
事例「伏見稲荷大社 社務所庭園」(提供写真)
COMMON SPACE DESIGN
A.N.D.
Aoyama Nomura Design
グランドエントランスホールやビューラウンジ兼パーティールームなどの共用部の空間デザインを監修。クオリティの高い空間を生み出していくことに特化したデザイナーの集団として2006年1月に設立され、乃村工藝社でこれまで商空間デザインの第一線で活躍するデザイナーを集めるとともに、純粋にクリエイティブワークを追求していくことで人との繋がりを深め、感性を研ぎ澄ませ、次の新しい空間価値を作り出している。 ホテルや商業施設、飲食店、集合住宅などの空間デザインを手がけ、近年では活躍の場を海外にも拡げている。
事例「TIAD, AUTOGRAPH COLLECTION HOTELS」(提供写真)
京都を拠点に活躍する才能たちが、暮らしに芸術を添える。
ARTIST & DESIGNER
芸術家
柞磨 祥子
Shoko Taruma
漆の黒にみる深みに魅せられ、液体のような自由な形態を「陰翳」の現代彫刻として表現している。近年、日本と東アジアの古き良きものを取り込み、古美術をマテリアルにして、古伊万里や景德鎮白磁などと漆を調和させたシリーズを発表。グランドエントランスホールに設置する、上賀茂神社の伝承にある「丹塗矢」を表現したアートを制作する。
Artworks(提供写真)
漆芸家
谷川 美音
Mine Tanigawa
自然から着想を得て描いたドローイングと漆の流動性を掛け合わせ、静と動が共存する作品を制作している谷川美音氏が、ゲストルーム2の入口に壁面アートを制作する。
Artworks(提供写真)
着物デザイナー
斉藤 上太郎/株式会社 三才
Jotaro Saito
祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれ、27歳でキモノ作家としてデビュー以来、日本を代表するキモノデザイナー、テキスタイルアーティストとして活躍。斉藤上太郎氏の西陣織のファブリックアートをホワイエとゲストルーム2に飾り、見る人の記憶に京都伝統芸術の美しい和を刻む。
Artworks(提供写真)
寺院彩色師・現代美術家
給田 麻那美
Manami Kyuta
寺院の仏像・襖・天井・彫刻の彩⾊の仕事を続けながら、現代美術の制作に取り組む。⽇本美術の伝統的な技術を背景に、培った寺院彩色の技を活かし、彩色することで作品に命を与え表現。ビューラウンジ兼パーティールーム(5F)の中心の柱に装飾する、東西南北を表す朱雀・白虎・青龍・玄武の四神アートを制作する。
Artworks(提供写真)