「花が咲くように華やかな笑顔」で過ごせるように、
という想いが込められた生活介護事業所「はなえみ」。
その想いを叶えるために、7本の杉丸太や木材現しの真壁などを採用し、
森の中にいるような、のびのびとした大空間をつくりあげました。
ぬくもりのある居心地に、利用者や職員の方から喜びの声も届いています。
六角形の「森のホール」を中心に、各室がシームレスにつながるプランニング。
周辺の住宅街への圧迫感を軽減するために平屋建てとし、積雪時には安全に乗降できるよう車寄せを設けています。
六角形につくられた「森のホール」。
このホールを中心に各部屋が廊下なしでつながります。
中心部には7本の杉丸太を採用。強さと美しさを兼ね備えた、
広がりのある大空間に仕上げました。
木材現しや杉の羽目板を採用した創作室。
木のやさしい香りによる癒しの効果も期待できます。
[意匠設計]西川建築設計事務所
[構造設計]木講堂
[施工]大和ハウス工業
[建築地]福井県敦賀市
[用途]生活介護施設
[竣工]2020年3月
[階数]地上1階建て
[構造]木造
[建築面積]523.23m2
[延床面積]506.88m2