岩手県釜石市の復興事業として建築された児童福祉施設。
木造平屋の保育室4棟が並び、中心に広場のような空間を設けています。
内観には大断面の集成材による梁をシンボリックに設置。
内装材や机、ロッカーにも木材を効果的に取り入れることで、
子どもたちが安らぎを感じる空間に仕上げています。
床や机、ロッカー、イスなどにも木材を使用。
子どもたちにとって木の香りや風合いが癒しとなります。
大断面の集成材による表情豊かな梁が
リズミカルに設置された室内。
自然光を効果的に採り込むことで、
安らぎに満ちた空間を演出しています。
暖色の丸型照明が、
木のあたたかさをより引き立たせます。
[設計]平田晃久建築設計事務所
[施工]大和ハウス工業
[建築地]岩手県釜石市
[用途]児童福祉施設
[竣工]2015年1月
[階数]地上1階
[構造]大断面木造
[建築面積]871.28m2
[延床面積] 917.72m2