これまでいくつもの医院で院長や副院長を経験されてきたドクターは、ご自分の医院開業にあたり、当初、都内などでのテナント開業を検討されていましたが、集患を見込める物件になかなか出合えませんでした。そこで当社から、発想を変えて医院併用住宅をご提案。ご自宅の建築も考えていらっしゃったことから、土地勘のある地域で希望に合う現在地を見つけ、医院併用住宅での開業となりました。
「歯科治療は予防が大切」とのお考えから、歯が痛くない段階でも患者さんが気軽に来院できるカフェのような診療所を、というオーダーをいただきました。そこで、初めての方でも入りやすいように、入り口は中が見えるガラスドアに。待合室は木素材を多用し、患者さんがリラックスして診察を待てるスパリゾートのような空間に設えました。診察室は、治療を受ける患者さんの緊張を和らげるため、開放感を重視。2.6mの天井高や大きな窓、温もりのある照明など、清潔感がありながら落ち着きを感じられる空間を実現しています。ドクターの丁寧な診察もあり、開業して間もないながら、女性の患者さんやお子さま連れの方が徐々に増加。ドクターの思いが地域の人々に着実に伝わっているようです。