小さな快適を
積み重ね、
心を満たす
家を描く。
Housing
Meister
一級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
人が生きる基盤となる建築、住宅。私が探究したいのはその一点に尽きます。
いかに美しくデザインされた建築物が目の前にあっても、そこに人の暮らしを想像できなければ興味を惹かれることさえありません。
私が情熱を注ぐのは、生活をいかに快適で心地良いものにするかということ。お住まいの設計にあたっては、日常生活の実用的な動線や収納の機能性など、お客さまと共に細部まで考え抜き、検討を重ねます。
そうして描いた機能の先に、美しさは存在するものと信じています。
究極の照明 ―― それは太陽が与えてくれる自然の光です。照明計画を立てるにあたり、自然光に近い光を室内にもたらすために、私はさまざまな工夫を凝らします。間接照明を取り入れて、部屋全体に不要な影が生まれない、自然な明るさをつくります。
また、照明は部屋を明るくするだけの装置ではなく、くつろぎや安らぎをもたらす演出装置にもなります。近年はLEDの普及で24時間点灯していても低コストの照明計画が可能になりました。
ぜひ、明かりによる暮らしの演出をご提案させていただきたいと思います。
お客さまのお住まいをデザインするとき、どんな方が、どんな日常を、どんな思いで過ごすのかを考えます。そして、自分がお客さまにとって一番近い存在、例えばその方の息子や兄弟であると空想し、大切な家族の家をデザインするつもりでスケッチを描きます。
住まいづくりに絶対的な正解はありません。そこにあるのはお客さまと設計士の信頼関係と、共同作業による思いの結晶です。
お届けしたお住まいがお客さまの心を打つ一邸となり、私という設計士を記憶に留めていただくことになれば、これほどうれしいことはありません。
一級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
暮らしやすさにきめ細かに配慮したデザインを得意とする設計士。自宅の家事をマルチにこなし、その経験を設計の仕事にもフィードバックしている。尊敬してやまない妻と、トイプードル4匹と共に暮らす。沖縄県出身で、寒い場所はちょっと苦手。
※プロフィール等の情報は、原稿作成時のものです。
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