学生時代からご友人を招いてもてなすのが好きだったというOさま。ホームパーティが楽しめるような1階全体が客間になった家を建てられました。ゲストとして訪れてくださる方に『非日常な空間』を味わって欲しい、こうした思いからご自宅をまるでホテルのバーのような生活感の漂わない、ラグジュアリーな空間にされました。建築探訪をはじめ、植物、料理、アート等、Oさまの多彩なご趣味を踏まえつつ、お好みのインテリア空間のイメージをTeam-xevoメンバーと共有しながらプランニング。「お客さまが玄関に入った瞬間から驚き、ワクワクしていただける住まいになりました」と目を輝かせるOさまです。
流れる視線の先にこだわりの坪庭
リズムよく並ぶペンダントライトが視線を奥まで誘導します。照明は、照らしたい場所に必要最低限に設置し、インテリア全体をダークな色調にする事で落ち着いた印象に。それでも重さを感じず心地良いのは、2m72㎝の高い天井と視線の抜けによるものです。
バーで語らう特別な時間を演出
キッチンの背面にはボトルを美しくディスプレイ。黒の鏡面仕上げ壁の反射で、照明が奥まで連続しているように見え、空間の広がりに一役買っています。親子3代で張り替えながら受け継がれた大切なダイニングチェア。洗練された空間の中に木や石の自然の質感が感じられ、経年のアイテムも違和感なく溶け込んでいます。
額縁のような窓とロースタイルの居場所
床高を36cm下げたロースタイルの一角は、わずかなスペースながら高い天井によって窮屈さを感じません。窓の高さを抑えることで、植栽の低い位置に目線を落とす事となり落ち着きを感じられます。「寝転んでいるような感覚でくつろげます」とOさま。サッシの枠を隠した框隠しの納まりにより、坪庭を美しく切り取ります。
光に導かれるように2階へといざなう、吹き抜けのリビング階段
ほの暗い玄関からダイニング、リビングを通り、光あふれる2階へと導かれる空間構成。「音楽記号のクレッシェンドのように、1階から2階へと光の量が次第に増えていくプランニングにしました」とOさま。吹き抜けには長さを変えた2つのペンダント照明を設置。リビングのソファからみえる光の表情が素敵でお気に入りなのだそうです。
2階ホールは光あふれる憩いの場に
2階のホールは、1階の印象とはまるで違い、明るさと開放感あふれるセカンドリビングに。3連の窓から入る光に包まれて、憩いのひとときが楽しめます。左手の階段横に見えるアクセント壁は、1階から2階まで連続して同じタイルで仕上げることで、上下階のダイナミックなつながりを演出しています。右手の階段は屋上へとつながっています。
お気に入りが並ぶプライベートクローク
玄関ホールの続きにウォークスルーできる広いクロークを設け、二人それぞれのお気に入りの香水やスニーカーのコレクションをアパレルショップのようにディスプレイしています。「外出する前に香水をつけ、上着を着て靴を履く流れに合わせて収納場所を配置してもらいました」とOさま。天井にはコレクションを美しく見せる間接照明を施しました。
バックヤードの心強いパントリー
玄関とキッチンを家族専用動線で繋ぐパントリーには、いつでも余裕でお客さまをお迎えできるよう、大人数に対応できるストックやタオル等を収納。Oさまのおもてなし精神を、収納量十分なパントリーが支えています。「バックヤードが意外に楽しい場所になったので、友人も自由に出入りしています」とOさま。
植物柄のアートタイルが個性を放つ洗面スペース
ダイニングスペースの一角にありながら、来客から見えない位置に設けたオープンスタイルの洗面スペース。個性的な植物柄のアートタイルが、さりげなく空間のスパイスとして効いています。
洗練された石積みの外観とロックガーデン
石積みの多彩な質感が活きるシンプルな形状の外観は、ダークな色調でまとめて重厚な印象に。コーナー部の多色タイルが豊かな表情を生んでいます。バルコニーの手すり壁を透明ガラスにすることで重くなりすぎず、抜け感のある洗練されたデザインになりました。個性的な植栽を用いたロックガーデン風の外構が、家全体の個性を引き立てています。
カスタマイズが楽しい眺望抜群の屋上
見晴らしのいいバルコニーからは、隣のご実家の美しいお庭も眺められます。床のウッドタイルは、入居後にOさまがDIYでカットし敷き詰められたそう。「ここで風呂上がりにくつろいでいます。今後は友人との時間を楽しめるように、屋外用ソファ等の設置も検討しています」とカスタマイズの展望を語ってくださいました。
細部にまでこだわって自分好みの家づくりを追求したので苦労もありましたが、それを超える充実感が得られました。以前は気分転換にオフの日をラグジュアリーなホテルで過ごすこともよくありましたが、最近は家の方が居心地が良くて。大画面で映画を観たり、ホームパーティをしたり、屋上で夜景を眺めたり…。今までは出かけて楽しんでいたことが自宅でできるので、「家時間」のクオリティがぐんと高まりました。
展示場にお越しのときから大和ハウスに期待感を持っていただいており、ご期待にお応えできるように担当者がチームとなって力を尽くしました。センスが高く、明確なイメージをお持ちだったので、住宅のプロとしてどう実現しようかと検討を重ねました。担当者のアイデアも柔軟に受け入れてくださったので、Oさまとイメージを共有して作り上げる喜びがありました。実現した家を愛情を持って育てていただいており、大変嬉しく思います。
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