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2020年07月27日

支払基金

オンライン資格確認の導入支援でポータルサイト開設

社会保険診療報酬支払基金(以下、支払基金)はこのほど、医療機関や薬局のオンライン資格確認導入を支援するポータルサイトを開設した。健康保険証の機能が搭載されたマイナンバーカードを読み取る「顔認証付きカードリーダー」は、支払基金から無償提供されることになっている。カードリーダーの申込みや初期導入経費に対する補助金の申請は、同ポータルサイトを介して順次実施されることから、支払基金は医療機関や薬局に7月中のアカウント登録を呼びかけている。

オンライン資格確認とは、▽マイナンバーカードのICチップ内の電子証明書を医療機関や薬局の窓口に設置した顔認証付きカードリーダーで読み取る▽個人単位化された健康保険証の被保険者記号番号(現在は世帯単位)を入力する―ことなどにより、オンラインで即座に被保険者資格の有無を確認できる仕組み。導入する医療機関・薬局では窓口業務の大幅軽減が期待できるほか、失効保険証の利用による未収金の発生を防げるメリットもある。

特定健診や過去の処方薬剤に関する情報の閲覧も可能に

オンライン資格確認は21年3月から始まる予定で、同時に患者の特定健診(40歳以上を対象にした、いわゆるメタボ健診)の情報の閲覧も可能になる。21年10月からは、過去の薬剤情報を閲覧できる機能も加わる見込みだ。マイナンバーカード読み取り用の顔認証付きカードリーダーは、支払基金が一括して買い上げ、医療機関・薬局に一定台数を無償で提供。レセプトコンピュータや電子カルテの改修やソフトウェア購入などに要する初期導入費用は、「医療情報化支援基金」の補助対象になる。

カードリーダーの無償提供台数と導入費用の補助上限額は、▽病院/3台まで無償提供/カードリーダー導入台数(1~3台)に応じて105万円~95.1万円▽診療所・薬局/1台無償提供/32.1万円▽大型チェーン薬局(グループで処方箋の受付が月4万回以上)/1台無償提供/21.4万円―となっている。

カードリーダーの無償提供や補助金の給付を受けるには、支払基金のポータルサイトでのアカウント登録が必要。オンライン資格確認の利用申請は9月から開始予定で、それに先立って行われるカードリーダーの申込み受付開始時期は、登録アカウント宛にメールで連絡が来る。詳細は「オンライン資格確認・医療情報化支援基金関係 医療機関等向けポータルサイト」で確認できる。

(2020年7月7日時点の情報に基づき作成)

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