取手北ネオポリス
茨城県つくばみらい市
1979年に開発された取手北ネオポリスは、茨城県の南西部にあるつくばみらい市に位置しています。
総面積118,967.64㎡、356区画のまちの開発は、同時期の全国に普及した郊外型住宅団地としては比較的コンパクトに行われました。
首都圏を中心に高速道路が整備され、東京都のベッドタウンとしての側面を持つようになりました。
2000年979人だった人口も、2020年には738人と減少傾向をたどり地区の高齢化率は約47%、第2世代の人口流出と、住まい手の高齢化が進み、若年世代が少なくなり、地域の活動を支える担い手不足が課題となっています。また、新型コロナウイルスの影響により自宅に引きこもるなど、住まい手同士のふれあいや連携不足も課題になりつつあります。
第一種低層住居専用地域という都市計画上の制限があり、隣接する地域の店舗、病院、介護などの施設を利用している現状を踏まえ、取手北ネオポリスでは、この生活圏である「小絹地域」を基軸に、長く住み続けられるまちにするため、そのまちの住まい手と共に考え始めています。
住まいに関する知識や情報を身に着けることで将来地区内で空き家が増え続けないように学びの場を持ったり、小さい子どもや高齢者などを住まい手同士が見守り助け合う共助の仕組みの構築など、このまちに暮らす人が心も身体も健康に過ごせる取り組みを始めていきます。
取手北ネオポリス
について
- 入居開始時期:1979年~
- 開発面積:約12万m2
- 総区画数:約360区画
- 高齢化率:約47%
- 人口:738人(2020年現在)
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